第6回オープンキャンパス実施!
今回は「ラーメン作り&試食」「富士宮やきそば講演&試食」でした。
ラーメン作りでは、中華麺を延ばしせん断しました。 そして、試食の調理法は夏らしく「冷やし中華」で食べました。 ラーメンの生地はうどんと比べると延ばしにくいのですが、参加したみなさんは一生懸命延ばしていました。
そして、B-1グルメグランプリでも優勝し今や人気沸騰している富士宮焼きそば学会の会長渡辺英彦先生の講演を聞き、実際に試食をしました。少し硬めの麺を使い、ソースもサラサラとしおり、何より特徴的な最後に削り粉をたっぷりとかけた富士宮やきそばは参加者の皆さんに好評で、冷やし中華を食べたあとなのにおかわりをする生徒さんもいました!
夏休み最後のオープンキャンパスとなりましたが、多くの方に参加を頂き、また、非常に好評を頂ける結果となりました。
次回のオープンキャンパスは、9月23日(木)秋分の日に行います。内容は「パスタ作り体験&試食」です。
ぜひ多くの方の参加をお待ちしています。

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10年度オープンキャンパス講話(10・8・29) 元気いっぱい「麺の世界」 ~教育目標と卒業後のビジョン~ 校長予定者 奥山 忠政 みなさん、オープンキャンパスにようこそいらっしゃいました。 私は、『麺とパスタ専門学校』校長に予定されております奥山忠政と申します。日本で初めての「麺とパスタ専門学校」の「教育目標と卒業後のビジョン」についてお話しします。 不景気が長引いていますね。この先ずっと続きそうです。専門家の話でも、良くなるという見通しはほとんどありません。「景気がいい」というのは、通常モノが売れて企業が利益をあげ、従業員の給料や賞与も上がり、洋服や電器製品やクルマや家が売れるということです。これらが売れればまた企業が利益をあげることになり、けっきょくいい循環になるわけです。もちろんそれだけ税金も払うことになり、政府は税収によって国民の便宜をはかることになります。いま「デフレ」と言われていますが、それは以上と逆の現象なのです。売れないから給料や賞与を出せない。それどころか、人を採用しない。人々は収入がないから節約する。ますます売れなくなる・・・・。正確に言いますと、このような現象を「デフレスパイラル」と言います。このような時代がしばらく、5年や10年は続くというのです。 このことは私たち自身の問題として深刻に考えなければなりません。例えば、8月25日の『日経流通新聞』に「ファストフード市場、今年2.8%増予測・・・めん類など伸びる」という見出しの記事があります。「ファストフード」というのは、短時間で作れて気軽にとれる食べ物という意味で、アメリカ生まれのハンバーガーが代表選手です。日本では、うどん・そば・ラーメン・牛丼・回転寿司が発達しています。 記事によりますと、ファストフード市場では、ハンバーガー、海鮮丼、天丼などが前年を下回り、フライドチキン、ラーメン、セルフ式うどん・そばなどが伸び、全体として2.8%の伸びだったといいます。要するに、節約第一なのです。しかし、だからといって「食べ物」にかかわる産業(職業)が大きく減少することはありません。「食べる」ということは、人間の最小限の消費行動だからです。パソコンがなくても生きてはいけますが、食べ物がなければ、せいぜい1週間でおしまいです。 ついでにもう一つ、経済の話をします。資源に乏しい日本は原材料を外国から輸入し、製品を輸出して稼ぐという産業構造に大きく依存してきました。これに対して「サービス輸出」というのがあります。技術や文化を買ってもらうことです。原材料不要かつ日本固有のものですから、競争力は抜群です。アニメ、マンガ、コスプレなどとともに飲食文化があります。じっさい飲食業界は積極的に海外に出店しており、もともと一般和食店が多かったのですが、最近ではラーメン店、讃岐うどん店、たこ焼き店があります。 「職業を選ぶ」というのはたいへんなことです。自分の性格や好みを考慮しなければならないのはもちろんですが、同時に、世の中の流れをきちんと理解しなければなりません。 ここで、企業の立場にたって考えてみましょう。 50年前、私が大学を出て商社に入った時、まず社内研修でソロバンを覚えさせられました。しばらく経って、こんどは英会話です。いまどきそんな商社は一つもありません。求められているのは即戦力・実戦力で、採用選考の段階でチェックされます。ほかの業種でも事情は同じです。「4年間何をしてきたんですか?」と面接で問い詰められることがあるそうです。「経済学を勉強しました」「電子工学を学びました」では役に立つ人材と認められないのです。ゆとりのある学生は、専門学校に入り直すそうです。私立大学で、別に専門学校を開設したところがあります。 “ついで”の話はこれで終わります。 「麺の世界」がいかに元気かを見てみましょう。 「B級ご当地グルメ」というのがあります。「土地の人たちに愛され育てられてきた安くて美味しい料理」のことです。昨年9月の「第4回B-1グランプリ」で優勝した横手やきそばをはじめ、八戸せんべい汁、津山ホルモンうどん、 すその水ギョーザ、 黒石つゆやきそば、富士宮やきそば、と、6件が「麺」です。「麺パワー」の底力です。 きょう富士宮からお見えの渡邊英彦氏は、郷里富士宮市内にごくありふれていた「やきそば」を広く紹介して観光客を呼び込み、町を元気にした仕掛人です。そのため「B級ご当地グルメによる町おこし」の元祖として広く知られています。 「たかが焼そばで町おこし?」という先入観念を捨てて、まず渡邊氏のお話に耳を傾け、そのあとの試食で「富士宮やきそばが他の焼きそばとどう違うか」を観察し、さらに「なぜ富士宮やきそばが人を呼ぶのか」考えてみましょう。 「焼きそば」というのは麺の中でもたいへん取り組みやすく、創意と工夫が存分に活かせ、同時にまた奥行きの深い料理です。おそらく今後大きく伸びる分野ではないかと、私は考えています。 ついでにパスタの話をしておきましょう。これまでの話からお解りのように、基本的に小麦粉を使う「パスタ」は立派な麺です。「洋麺」という言い方もあります。本来「生地」のことですが、通常「イタリアの麺料理」の意味で使われています。日本では「スパゲッティー」と同じと思われがちですが、本場では、長いの短いの、乾麺・生麺と、無数にあります。 ここでお話ししたいのは「パスタが日本で独特の発達をしている」ということです。そもそも「スパゲッティー・ナポリタン」という料理はイタリアにはありません。日本で“発明”されたものです。簡単に言えばトマトケチャップで味付けしたスパゲッティーです。ほかに「きのこスパゲッティー」「明太子スパゲッティー」「納豆スパゲッティー」などがあります。気付いていただきたいのは、「融合」ということと「進化」ということです。2つの文化からそれぞれの特長をとって新たな文化を生みだし、全体として進歩するということです。じつは、これは日本人の得意ワザで、さまざまの分野で見られるものです。 「麺とパスタ専門学校」では、研究テーマとしてパスタを研究・創作してもらい、「B級グルメ」として提案したいと考えています。 以上が私たちのかかわる「麺の世界」です。 「麺とパスタ専門学校」は、「麺を活かし、麺で生きていく人材」を養成します。本校で身に付けた知識と技能をもって、企業から町づくりに至るさまざまの分野に活躍の場を見出すことができるでしょう。(完) |
第5回オープンキャンパス実施しました。
パスタ作り体験&試食では、松山市三番町にある人気のイタリア料理店「TRATTORIA VIOLA」のオーナシェフ:久保直史先生に講師として来て頂きました。
実習メニューは、「ナスとリコッタチーズのラビオリ」「バジリコのスパゲッティ」でした。
参加者の中には、「普段から料理をしている」「ラーメンが好き」「パスタが好き」という生徒さんがおり、フライパンの扱いもとても上手で、久保先生も驚いていました。
アフリカの食文化について講演では、千葉科学大学教授ムウェテ・ムルアカ先生に講師として来て頂き、生徒のみなさんもとても興味深く聞いていました。
また、最後にアフリカのクスクスという料理を紹介したのですが、手での食べ方もアドバイスして頂きました。
次回のオープンキャンパスは、8月29日(日)「ラーメン作り体験&試食」「富士宮焼きそば体験&試食」となっています。 ぜひ多くの方のご参加をお待ちしています。

広島アニマルケア専門学校オープンキャンパスに参加!
平成22年度介護技術講習会のご案内
| 平成22年度福山福祉と動物専門学校 介護技術講習会(松山会場) | |||||||
| 実施回 | 実施日時 | 受付期間 | 申込書提出期限 | 申込方法 | 定員 | 実施場所 | |
| 第1回 | 4月 |
3日(土)8:30~18:30 11日(日)8:30~17:30 17日(土)8:30~17:30 18日(日)8:30~16:30 |
3月1日~ 3月12日 |
3月26日 |
往復葉書 (抽選) |
各回16名 |
麺とパスタ 専門学校 ※1 |
| 第2回 | 5月 |
15日(土)8:30~18:30 22日(土)8:30~17:30 29日(土)8:30~17:30 30日(日)8:30~16:30 |
4月1日~ 4月15日 |
4月30日 | |||
| 第3回 | 6月 |
12日(土)8:30~18:30 19日(土)8:30~17:30 26日(土)8:30~17:30 27日(日)8:30~16:30 |
6月4日 | ||||
| 第4回 | 7月 |
3日(土)8:30~18:30 10日(土)8:30~17:30 17日(土)8:30~17:30 18日(日)8:30~16:30 |
6月25日 | ||||
| 第5回 | 9月 |
11日(土)8:30~18:30 18日(土)8:30~17:30 25日(土)8:30~17:30 26日(日)8:30~16:30 |
7月2日~ 8月20日 |
8月27日 | |||
| 第6回 | 10月 |
2日(土)8:30~18:30 3日(日)8:30~17:30 9日(土)8:30~17:30 10日(日)8:30~16:30 | |||||
| 第7回 | 11月 |
20日(土)8:30~18:30 21日(日)8:30~17:30 27日(土)8:30~17:30 28日(日)8:30~16:30 | |||||
※1 愛媛県松山市衣山1丁目197-1 ℡(089)925-1555 Fax(089)923-5260
1、受講申込手続
(1)受講申込を希望される方は「受講の手引き」の購入申込を、往復葉書にて各回の受付期間内(必着)に行ってください。
往復葉書の記入については、下記を参考に、ご記入下さい。
【往信オモテ】〒791-8025 松山市衣山1丁目197-1
麺とパスタ専門学校 介護技術講習会(松山会場)係
【往信ウラ】 「介護技術講習会」受講希望 ①郵便番号②住所③希望者の氏名(ふりがな)④電話番号⑤希望回(第3希望まで)
【返信オモテ】申し込まれる方の郵便番号、住所、氏名
【返信ウラ】 何も記入しないでください
(2)抽選で、本校から連絡をしますので、案内に従って「受講の手引き」(1部200円)を麺とパスタ専門学校受付にて購入して下さい。
(3)「受講の手引き」を購入された方は、「手引き」に添付している「受講申込書」に必要事項を記入の上、受講料を添えて申込書提出
期限までに申し込み下さい。
2、受講料 65,000円(消費税込み)
(注1)受講料には、テキスト代・教材費を含んでいます)
(注2)一旦納入された受講料は、受講決定通知後は、原則として返還できません。
福山福祉と動物専門学校 介護技術講習会(松山会場)に関するお問い合わせにつきましては、麺とパスタ専門学校までご連絡下さい。
学校法人 英数学館 麺とパスタ専門学校
住所 愛媛県松山市衣山1丁目197-1
TEL/089-925-1555 FAX/089-923-5260
香川県でも「さぬきうどん講習会」実施
この度、ご縁があって香川県の三豊総合病院「かたつむりの会」より、依頼がありました。
「かたつむりの会」は、発達障害児を持つ養育者を支援する目的で、保護者向けの講演会や親子料理教室、デイキャンプ(カレー作り)など専門家を交え、同じ悩みを抱える方どうしの情報交換・交流の場として長年にわたり地道な活動を続けている団体です。本学もその趣旨に賛同し、「出前さぬきうどん講習会」が楽しいレクリエーションの場として、また、自立支援の一助となることを願って、お引き受けすることにいたしました。
みんな楽しそうにうどんを捏ねたり、踏んだり、延ばしたり。 出来上がったうどんの美味しさは言うまでもありません。おかわりをする子どもも続出。中には、食べ過ぎて吐いた子どもも(汗・汗・汗)。決して食中毒ではありません(笑)
まるわかり麺講座:本学講師が福井県の情報誌「fu(ふう)」でコメント
の編集部より、本学講師に取材依頼がありました。
その内容は?というと、8月号の特集「麺の楽しさ、∞(無限大)」のなかでうどんに関する薀蓄(うんちく)を語るというもの。この講師、うどんについて話し出すと1時間、2時間平気で話し出す。聞いてる方がイヤになるくらい(苦笑)。あの長~~~い話をどう編集するかと思っていたら、さすがプロ。「まるわかり麺講座vol.1~3」として上手にまとめられています。
その他、全国の代表的な麺の紹介や福井県周辺のうどん、そば、ラーメン、パスタ情報も盛りだくさんに掲載されていて読み応えのある内容です。とても面白いので皆さんも是非一度読んでみてください。
3校合同オープンキャンパス(in 福山)
麺とパスタ専門学校では、讃岐うどん手打ち体験を通じて、うどん作りの工程を学んだほか、自分たちでつくった打ちたてのうどんを試食していただきました。
参加者の中には、うどんを打つのは初めてという方もおられたようですが、戸惑いながらも先生の説明を聞きながら熱心に取り組まれ、苦労して作ったうどんの味は格別だったようです。
第4回オープンキャンパス実施しました!
講演では、「津山ホルモンうどんを通じた地域活性化」と題し、津山ホルモンうどんの名を全国に知らしめるまでの道のりをお話いただきました。
試食では、実際に目の前で実演して頂き、試食しました。生徒さんの中にはおかわりをする生徒さんもおり多くの方々に好評をいただきました。
麺とパスタ専門学校の次回のオープンキャンパスは、8/8(日)「パスタ作り&試食・アフリカの食文化について講演(ムルアカ先生)」です。
ぜひ多くの方々の御参加をお待ちしています。
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10年度オープンキャンパス講話(10・7・25) 「麺を活かす、麺で生きる」 ~教育目標と卒業後のビジョン~ 校長予定者 奥山 忠政 みなさん、オープンキャンパスにようこそいらっしゃいました。 私は、『麺とパスタ専門学校』校長に予定されております奥山忠政と申します。 日本で初めての「麺とパスタ」の専門学校の「教育目標と卒業後のビジョン」についてお話しします。 いま不景気ですね。80年ほど前、昭和の初めごろも不景気でした。 そのころの映画に『大学は出たけれど』(1929)というのがあります。小津安二郎という有名な監督の作品で、「大学は出たけれど」は流行語になりました。「大学」といっても今とはまったく値打ちがちがいます。なにしろ数が今の10分の1ほどしかありませんでしたから。 物語は、東京で大学を出て就職活動をしている主人公が、ある会社に面接に行くところから始まります。会社で「受付係でよければ採用してもいい」と言われ、それはあんまりだと辞退します。じつはクニの母親には就職できたと苦し紛れのウソの知らせをしていました。喜んだ母親がかねての婚約者を連れて上京してくる・・、といったストーリーです。続きはレンタルビデオでどうぞ。 80年たって、「大学は出たけれど」がまたしても話題になっています。第一、就職難です。企業が採用を渋っているからです。企業にすれば、先行きどうなるか不安なのです。つぎに、もし採用の機会があっても、たいへんきびしい選考が待っています。知識や技能をもった、いわゆる実戦力となるような人材かどうかがポイントとなります。「4年間何をしてきたんですか?」と、面接で問い詰められることがあるそうです。「経済学を勉強しました」「電子工学を学びました」では役に立つ人材と認められないのです。じっさい、大学を出てから専門学校に入り直すという学生も現われました。それどころか、学内に専門学校を開設するところさえ出てきました。 ところで、いまどの業界が元気でしょうか? 電機、自動車、ITと、日本経済を引っ張ってきた製造業はみな苦しんでいます。発展途上国の追い上げが激しいからです。 いつの世でも手堅いのは「食べ物」業界です。人間食べなければならないのですから当然です。中でもいま、「麺の世界」はとても元気です。『餃子の王将』『丸亀製麺』『はなまるうどん』の名はよく耳にしますね。九州ではラーメンの『味千』『山小屋』『一風堂』を知らぬ人はいません。東京では『日高屋』、北陸では『ハチバン』、いずれも話題のラーメン・チェーンです。早くから全国的に知られている喜多方ラーメンの『坂内』、札幌ラーメンの『山頭火』、長崎ちゃんぽんの『リンガーハット』なども元気を持ちつづけています。肝心の四国では『豚太郎』が伸び続けており、200店くらいあるのではないでしょうか。 別の角度から見てみましょう。「B級ご当地グルメ」というのがあります。「土地の人たちに愛され育てられてきた安くて美味しい料理」のことです。昨年秋の「第4回B-1グランプリ」で優勝したのは「横手やきそば」で、以下、準優勝=八戸せんべい汁、第3位=津山ホルモンうどん、第6位=すその水ギョーザ、第7位=黒石つゆやきそば、第10位=富士宮やきそば、と、6件が「麺」なのです。このうち、津山市を例にとりますと、3位入賞で知られるようになって市外や(岡山)県外から大勢の観光客が来るようになっています。「麺パワー」は恐ろしいくらいです。 きょうはその津山から「ホルモンうどんによる町おこし」の仕掛け人に来ていただいています。津山ホルモンうどん研究会の鈴木康正代表と津山市観光振興課の小坂田裕造課長です。今や津山でもっとも忙しい方々で、遠い松山の専門学校のために来ていただくのは異例のことですから、この機会に「麺パワー」の実際をよく見聞してみてください。 資源のない日本が生きていくために「輸出」は重要な経済活動です。電機、自動車、ITが日本を引っ張った、というのは輸出を通してです。その「輸出」が相対的に振るわなくなったらどうすればいいでしょう? 答は「サービスの輸出に重点をおく」です。「モノ」ではありません。いま中国で注目をあびている「日本のサービス」に宅急便があります。「家まで取りに来てほぼ予定の時間にきちんと相手に届けてくれる」「代金の収納までしてくれる」という、日本では当たり前のことが高く評価されているのです。大和運輸が現地法人をつくって輸送網を広げています。そのうち黒猫マークが中国中を走り回ることでしょう。 肝心の「麺」に戻りますと、「飲食サービス」というくらいですから、「麺の店」は立派な「サービス産業」です。しかも、日本固有の食文化ですから、麺産業の輸出は「文化輸出」でもあるわけです。「文化輸出」の強みは、ほかの国の追随を許さないという点にあります。 実例を見てみましょう。『味千』は中国を中心として海外に440店舗出しています。『ハチバン』はタイや香港に100店舗近く出しています。数店規模なら数十社が、主として東南アジアに出店しています。不況の日本を逃れて、これからもたくさんの企業が進出していくにちがいありません。ラーメンだけではありません。ロシアに讃岐うどんの店が出ています。香港にたこ焼きチェーンを広げようとしている企業があります。 「たこ焼きは麺ですか?」という質問がみなさんの表情に見えます。そうです。「麺」です。お好み焼きもです。「麺」という字をごらんください。麦偏でしょう。つまり、「麺」という漢字は本来「小麦粉食品」のことなのです。ですからギョーザ、シューマイ、小籠包はもとより、「せんべい汁」に入れるせんべい、だんご汁のだんご、きしめんなど、すべて「麺」です。あとで述べるパスタももちろん「麺」です。 たいていは平面か筋状ですが、「クスクス」というアフリカ生まれの粒状の「麺」もあります。 いっぽう、日本では「細長くした食材」を麺と言っています。ソバ、ビーフン、こんにゃくめん、さつまいもめん、お魚めんなどがあります。中国人は絶対に認めませんが、日本の習慣にしたがって、私たちの学校ではこれらも取り上げることにしています。つまり、たこ焼きの実習もあるということになります。 たこ焼きはいま関東で流行り出しています。たこの代わりに、トマト、おかき、ソーセージなどを入れるそうで、関西の人が聞いたら怒り出すかもしれません。 お好み焼きは比較的手軽にできますから、意外にあちこちで自然発生しています。松山では、三津に「浜焼き」というのが大正時代からあります。いま、この「浜焼き」でお客さんを呼び込み、町おこしにつなげようというこころみがあります。 ついでにパスタの話をしておきましょう。これまでの話からお解りのように、基本的に小麦粉を使う「パスタ」は立派な麺です。「洋麺」という言い方もあります。本来「生地」のことですが、通常「イタリアの麺料理」の意味で使われています。日本では「スパゲッティー」と同じと思われがちですが、本場では、長いの短いの、乾麺・生麺と、無数にあります。 ここでお話ししたいのは「パスタが日本で独特の発達をしている」ということです。そもそも「スパゲッティー・ナポリタン」という料理はイタリアにはありません。日本で“発明”されたものです。簡単に言えばトマトケチャップで味付けしたスパゲッティーです。ほかに「きのこスパゲッテイー」「明太子スパゲッテイー」「納豆スパゲッテイー」などがあります。気付いていただきたいのは、「融合」ということと「進化」ということです。2つの文化からそれぞれの特長をとって新たな文化を生みだし、全体として進歩するということです。じつは、これは日本人の得意ワザで、さまざまの分野で見られるものです。 以上が私たちのかかわる「麺の世界」です。 仕事がら、よく高校の校内ガイダンスに行きます。先月O農業高校で、「将来ぜひうどん店をしたい」という生徒と面接しました。進路欄には「専門学校進学」にチェックが入っています。もう本校の生徒になってもらっているつもりでアドバイスしました。「人生の早い時期に目指す職業を決めているのはとてもいいことです。ただ、一つ問題があります。それは視野が狭くなりがちということです。そのことを意識して、これから、うどんに限らず、ラーメン、パスタ、ソバなど、いろいろな麺に関心をもって接するのがいいでしょう。そうして視野を広げておけば、きっといいうどん店の経営者になれます」 今月は、N高校で、「将来パスタの店をやりたい」という生徒に会いました。パスタの種類や「アルデンテ」のような専門用語もよく知っていました。この生徒に同様のアドバイスをしたのはもちろんです。 ふたりに共通して印象深かったのは、私の目をしっかり見ながら受け答えしたことでした。「ひたむき」というのは素晴らしいことですね。 「麺とパスタ専門学校」は、「麺を活かし、麺で生きていく人材」を養成します。本校で身に付けた知識と技能をもって、企業から町づくりに至るさまざまの分野に活躍の場を見出すことができるでしょう。 |
広島アニマルケア専門学校のオープンキャンパスに参加しました!
当日は、うどんの他にも、かき氷、フランクフルト、フライドポテト、わた菓子、ジュースのコーナーがあり大変賑わっていました。うどんも約150食を提供しました。

インターネット課 会議 開催

第3回オープンキャンパス実施!
今回の体験内容は「ラーメン作り」でした。
機械打ちの低加水の麺と、手打ちの多加水の麺を作り、どのように違いがあるのか食べ比べもしました。
参加者の皆さんは手打ちの多加水の麺の方が好きという方が多かったようです。
参加したの生徒の皆さんからは、「楽しかった!また来たい!」 「ラーメン美味しかった」など非常に嬉しい言葉がありました。
次回、第4回オープンキャンパスは7/25(日)「さぬきうどん体験&試食・津山ホルモンうどん講演&試食」です。次回も多くの方の参加をお待ちしています。
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10年度オープンキャンパス(10・7・11) さぬきうどんに賭けるという生き方 ~この学校で何を学んでもらうか~ 校長予定者 奥山 忠政 みなさん、オープンキャンパスにようこそいらっしゃいました。 私は、『麺とパスタ専門学校』校長に予定されております奥山忠政と申します。 日本で初めて「麺とパスタ」の専門学校の「教育目標と卒業後のビジョン」についてお話しします。 北九州に筑後川という、日本で2番目に大きな川があります。河口の左岸は福岡県大川市で、ここは日本一の家具産地です。 1991年に地元高校を卒業した青年が、家業を手伝うための勉強にと、イタリアの大手家具塗装会社に1年間の研修に行きました。多感な年代ですから、ヨーロッパ文明発祥の地で「人生の豊かさ」とは何かをつくづく考えたそうです。研修が終わりに近づき、イタリア語も身についたころ、もっとイタリアを学びたくなって、近くのボローニャ大学に入学手続きを聞きに行きました。けっきょく入学に必要な高校での授業日数が不足しているということで断念し、いったん帰国します。学制の違いによるものです。 いったん大東文化大学に入学し、1997年、大学の奨学金留学生として、念願のボローニャ大学に入ることができました。ボローニャ大学というのは世界で一番古い大学で、1088年、日本でいえば平安時代に創設されています。 留学を終え、大東文化大学を卒業すると、語学力を活かしてイタリア食品の商社に入りますが、どうもこのまま人生を過ごす気持ちにはなれない。思い切って退職し、台湾に渡ります。大学時代の友人を頼ってのことでした。台湾では、植民地時代を知る年配者から日本を懐かしみ、好意を寄せる声をよく聞かされました。「そうだ、日本の文化を伝える仕事をしよう」と決心したのはそのためでした。しかしまだ「うどん」は出てきません。 帰国後しばらくして、『はなまるうどん』が台湾に出店するという話を聞き、さっそく食べに行きました。「これだ!」と直感したそうです。「こんなに美味しいうどんがあったのか。いままで食べてきたうどんはいったい何だったのだろう・・」。こうして「さぬきうどん」との運命の出会いとなります。 『はなまるうどん』に入社して、研修地の高松であらためて「さぬきうどん」を食べながら、「これだけ地元の人に愛され続けているさぬきうどんは幸せだ。さぬきうどんには愛がこもっている。これこそが海外でも通用する日本の代表的な食文化だ」と実感しました。 台湾出店のための要員として活躍していましたが、運命のいたずらがまた起こります。『はなまる』の台湾出店プロジェクトが中止になったのです。そこで初志貫徹のため独立することとし、単独での台湾出店を決意しました。 「台湾でさぬきうどんの店を開く決心をすると、いろいろな飲食店でアルバイトを始めました。昼・夜・昼・夜と、2ヶ月ずつ1年間、全部厨房です。うどん屋だけでも5店舗、あとは回転寿司、定食店、居酒屋、中華料理店、アメリカンビュッフェなど12ヶ所です。そういった経験がそのまま通用するとは思っていませんでしたが、いかに自分の発想力や創造力を開発するかが成功のカギと思っていましたから」と回想しておられます。 2006年6月、台北市で『土三寒六 さぬきうどん』を開業しました。もともと親日的で日本の食文化に関心の深い土地柄がありますから、たちまち人気を呼びました。「海帯烏龍麺」(ワカメうどん)、「原味讃岐烏龍麺」(さぬきかけうどん)、「狐狸烏龍麺」(キツネうどん)、「讃岐烏龍涼麺」(ぶっかけうどん)、「釜玉烏龍乾麺」(釜玉うどん)と、果敢に日本式メニューをぶっつけていきました。(「キツネうどん」なんてどう受け取られたでしょうね?)。 “開店景気”には反動がつきものです。あれこれ対策をめぐらせて、眠れぬ日が続いたこともありました。想定外だったのは従業員の志気の低さと定着率の悪さです。とくに男性です。朝定時に出勤しない従業員の母親から「きょうは天気が悪いから休ませてもらいます」などと電話があるそうです。 批判しても始まりません。外国で仕事をするには、まず現実をあるがままに受け入れることです。その上で対応策を考えなければなりません。そのためには、普段から「基本的な考え方、実務的な知識、さまざまの情報網」を身につけ、あるいは用意しておくことが重要です。 極めつけの大問題は、地元の大手食品会社から「『さぬき』の商標は自分のところで登録しているので、使用を禁止する。もし使用を続けるなら、使用料を支払え」と通告してきたことでした。通常、地名は商標登録できません。しかし実際に登録されているいじょう、取り消されるまでは有効なのです。取り消し審判請求をするにも、たいへんな費用と時間と手間が必要です。香川県に支援を求めましたが前例がないからと消極的でした。そこで遂に一人で立ち上がることにしました。商標権のことや法律制度についてあらためて勉強しなければなりまません。 間もなく3年越しの審判が決着するはずです。 このような波乱を経て、こんにち『土三寒六』はよく知られた繁昌店となっています。以上のストーリーの主人公は樺島泰貴氏です。樺島氏には「麺とパスタ専門学校」の講師をお願いしています。貴重な体験とそれから学んだ教訓を講義していただけるでしょう。研修や就職先にもお願いしています。 樺島先生はこう述べておられます。「イタリア人が食べているパスタは強力粉の最高の文化で、うどんは中力粉の最高の文化と思っています。小麦粉の種類が違います。将来の夢は、中力粉のうどんの美味しさを、ヨーロッパの人たちに味わってもらうことです。カルボナーラとさぬきうどんを対決させることです」。 アル・デンテとコシの勝負ですね。聞くだけでわくわくするではありませんか。「麺の世界」には、このようなドラマが進行しているのです。 [締めくくりの講話] みなさんが作ったラーメン、とても美味しかったですよ。「美味しい」という感覚は雰囲気が大いに関係します。みなさんが楽しそうに作っている姿を見ていますし、また、いろいろ会話を楽しみながら食べたので、たしかに美味しく感じました。 『麺とパスタ専門学校』の教育目標についてですが、先ほど紹介した樺島先生のお話に尽くされています。・・・台湾でさぬきうどんの店を開業しようと決心したあと、いろいろな店の厨房12ヶ所を、2ヶ月ずつ経験したということでしたね。「そのまま通用するとは思っていませんでしたが、いかに自分の発想力や創造力を開発するかが成功のカギだと思っていました」と言っておられました。異国での開業準備もたいへんだったでしょう。それに商標問題・・。 『麺とパスタ専門学校』ではこれらを参考にして、具体的・実際的な授業を用意しています。そして、「麺の世界」で立派に生きていける、有能な職業人を送り出したいと考えています。 どうかみなさん、きょうの体験をふまえて、大切な進路をお決めください。 |
出前うどん講習会実施!
当日は、多くの方が参加がしてくれ、利用者の方も、職員の方も楽しそうにうどんを作っていました。
最後には、「うどん」のお礼として「うんどう」(体操)を利用者の方に教えて頂きながら一緒にさせて頂き、本校の講師もとても楽しい時間を過ごすことができました。
当日の様子はこちら↓
「2010 夏のオープンキャンパス」ポスター設置
このポスターは伊予鉄道郊外電車の13駅に設置してあります。
今回は、学校の最寄り駅である衣山駅のポスター設置の様子を紹介します。
衣山駅では、改札を入ってすぐ左手にあります。
オープンキャンパスに参加しようと思っている方、麺とパスタ専門学校に興味・関心を持っている方はぜひご覧頂き、オープンキャンパスへの参加をお待ちしています。

麺とパスタ専門学校 携帯HP
平成22年度 福山福祉と動物専門学校介護技術講習会(松山会場:麺とパスタ専門学校)
| 平成22年度福山福祉と動物専門学校 介護技術講習会(松山会場) | |||||||
| 実施回 | 実施日時 | 受付期間 | 申込書提出期限 | 申込方法 | 定員 | 実施場所 | |
| 第1回 | 4月 |
3日(土)8:30~18:30 11日(日)8:30~17:30 17日(土)8:30~17:30 18日(日)8:30~16:30 |
3月1日~ 3月12日 |
3月26日 |
往復葉書 (抽選) |
各回16名 |
麺とパスタ 専門学校 ※1 |
| 第2回 | 5月 |
15日(土)8:30~18:30 22日(土)8:30~17:30 29日(土)8:30~17:30 30日(日)8:30~16:30 |
4月1日~ 4月15日 |
4月30日 | |||
| 第3回 | 6月 |
12日(土)8:30~18:30 19日(土)8:30~17:30 26日(土)8:30~17:30 27日(日)8:30~16:30 |
6月14日 | ||||
| 第4回 | 7月 |
3日(土)8:30~18:30 10日(土)8:30~17:30 17日(土)8:30~17:30 18日(日)8:30~16:30 |
7月2日 | ||||
| 第5回 | 9月 |
11日(土)8:30~18:30 18日(土)8:30~17:30 25日(土)8:30~17:30 26日(日)8:30~16:30 |
7月2日~ 8月20日 |
8月27日 | |||
| 第6回 | 10月 |
2日(土)8:30~18:30 3日(日)8:30~17:30 9日(土)8:30~17:30 10日(日)8:30~16:30 | |||||
| 第7回 | 11月 |
20日(土)8:30~18:30 21日(日)8:30~17:30 27日(土)8:30~17:30 28日(日)8:30~16:30 | |||||
※1 愛媛県松山市衣山1丁目197-1 ℡(089)925-1555 Fax(089)923-5260
1、受講申込手続
(1)受講申込を希望される方は「受講の手引き」の購入申込を、往復葉書にて各回の受付期間内(必着)に行ってください。
往復葉書の記入については、下記を参考に、ご記入下さい。
【往信オモテ】〒791-8025 松山市衣山1丁目197-1
麺とパスタ専門学校 介護技術講習会(松山会場)係
【往信ウラ】 「介護技術講習会」受講希望 ①郵便番号②住所③希望者の氏名(ふりがな)④電話番号⑤希望回(第3希望まで)
【返信オモテ】申し込まれる方の郵便番号、住所、氏名
【返信ウラ】 何も記入しないでください
(2)抽選で、本校から連絡をしますので、案内に従って「受講の手引き」(1部200円)を麺とパスタ専門学校受付にて購入して下さい。
(3)「受講の手引き」を購入された方は、「手引き」に添付している「受講申込書」に必要事項を記入の上、受講料を添えて申込書提出
期限までに申し込み下さい。
2、受講料 65,000円(消費税込み)
(注1)受講料には、テキスト代・教材費を含んでいます)
(注2)一旦納入された受講料は、受講決定通知後は、原則として返還できません。
福山福祉と動物専門学校 介護技術講習会(松山会場)に関するお問い合わせにつきましては、麺とパスタ専門学校までご連絡下さい。
学校法人 英数学館 麺とパスタ専門学校
住所 愛媛県松山市衣山1丁目197-1
TEL/089-925-1555 FAX/089-923-5260
2010 オープンキャンパス(ご案内)
『麺とパスタ専門学校』のオープンキャンパスに参加してみませんか??
特に、夏に実施するオープンキャンパスではいろいろな『麺』が勉強できるよ!!
第3回 7月11日(日)『手打ちラーメン(体験・試食)』
第4回 7月25日(日)『讃岐うどん(体験・試食)&津山ホルモンうどん(講演・試食)』
第5回 8月 8日(日)『パスタ(体験・試食)』&アフリカの食文化(講演)
第6回 8月29日(日)『ラーメン(体験・試食)&富士宮やきそば(講演・試食)』
第7回 9月23日(木)『パスタ(体験・試食)』
第8回10月24日(日)『讃岐うどん(体験・試食)』
第9回12月19日(日)『日本そば(体験・試食)』
第10回 3月20日(日)『讃岐うどん(体験・試食)』
詳しくは・・・ http://111.89.137.139/opencampus.html←こちらをご覧ください!!
日曜日(6月13日)の夜、ラジオを聞こう!
番組では、麺の歴史や近年の讃岐うどんの変化、香川県以外の麺情報など、麺のおいしさと不思議が放送されます。
関心のある方は、ぜひスイッチをお入れ下さい。
「麺とパスタ専門学校」のことも紹介されます。
※中四国ライブネットは、香川西日本放送をキーステーションにして、中国放送、山陽放送、山陰放送、山口放送、南海放送、四国放送、高知放送の8局ネットで放送されます。中四国に在住のかたはぜひ聞いて下さい。
日経ビジネスイノベーションフォーラム参加
麺とパスタ専門学校の設置準備室長の奥山忠政先生も参加しました。
「フォーラムの内容」
セッション1
「地域ブランドづくりとマーケティング戦略ー”富士宮の焼きそば”から”富士宮やきそば”へ」(渡辺秀彦氏)
セッション2
「観光へとつながる食の町おこし」(木村聡氏)
セッション3
「食のまちおこしで”やるべきこと”と”やってはいきないこと”」(俵慎一氏)
セッション4
パネルディスカッション(渡辺秀彦氏・木村聡氏・俵慎一氏)
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「フォーラム参加報告書」 「麺によるまちおこし」は大きな授業テーマです 校長予定者 奥山 忠政 6月2日、東京・大手町「日経ホール」で開催されたフォーラム『B級グルメを通じての地域活性化』(日本経済新聞社主催)に出席してきました。 「麺を活かす 麺で生きる」は本校のモットーです。「B級グルメを通じての地域活性化」は「麺を活かす」そのものであり、まして、本校非常勤講師・渡邉英彦氏を中心とする方々がパネリストに名を連ねているとなればまたとないリフレッシュ(復習と最新情報仕入れ)の機会と駆けつけたのです。 渡邉氏は「愛Bリーグ理事長」「富士宮やきそば学会会長」、木村聡氏は「八戸広域観光推進協議会観光コーディネーター」、俵慎一氏は「愛Bリーグ事務局長」、野瀬泰申氏は「日本経済新聞特別編集委員」と、みなさん私の古い知り合いばかりで、この機会に、『麺とパスタ専門学校』の近況をお知らせしようというねらいもありました。 「B級(ご当地)グルメ」とは、「安くて旨くて地元の人に愛されている地域の名物料理や郷土料理」のことです。「麺」だけではありませんが、例えば、昨年9月の秋田県横手市での「第4回B-1グランプリ」入賞上位10料理のうち、ベストスリーを含む6料理が「麺」でした。つまり、「麺」は地域活性化の最有力プレーヤーなのです。 富士宮やきそば=2000年から10年間で400億円の経済効果。 横手やきそば=「B-1グランプリ」開催の経済効果は17億円。 黒石つゆやきそば=活動2年目で直接効果6億円、生産誘発額10億円。 津山ホルモンうどん=横手大会3位入賞以来行列店続出、市内で4億円、県内で8億円の経済効果。 本校では「観光論」の授業で取り上げます。地域活性化は観光と表裏をなすからです。もちろん渡邉先生の講義もあります。この方面への関心が発展していくならば、「観光コーディネーター」という仕事が待っているでしょう。 フォーラムで仕入れた情報をもとに、いろいろなアイディアを練っているところです。 (2010・6・4) |
2010年度第2回オープンキャンパスの御案内
第2回オープンキャンパスを開催します。
体験授業の内容は「讃岐うどん手打ち体験&試食」です。
多くの方の参加をお待ちしています。
申込方法は、麺とパスタ専門学校(℡089-925-1555)までお電話で申込み下さい。
詳細については、下記をご覧ください。(PDFファイルにて案内チラシがご覧頂けます)
オープンキャンパス案内(こちらをクリックして下さい)
平成22年度第1回オープンキャンパス実施
当日は、雨天にもかかわらず多くの方が参加してくださいました。
記念すべき第1回の内容は「讃岐うどん手打ち体験」でした。
体験内容は、まず小麦粉を水を配合し、水回し→足踏み→天ぷらの揚げ方→延ばし・せん断と一連の作業の全て体験し、讃岐うどん・天ぷらの試食をしました。
体験の中でも、天ぷらの揚げ方は、家庭で揚げる方法とは違い、最初に天かすを作り鍋に浮かべておいて具材に巻き付けて揚げる「巻き揚げ」と呼ばれる手法を体験し、参加者のみなさんも興味深そうにしていました。
なお、今年度のオープンキャンパスは予定は下記のとおりとなっており、内容は「津山ホルモン」「富士宮やきそば」「生パスタ」「ラーメン」「日本そば」など日程によってことなりますので、何回参加しても、どの日程に参加しても楽しく学んでいただけます。ぜひ多くの方の参加をお待ちしています。
※平成22年度オープンキャンパス日程
6/20(日)・7/11(日)・7/24(土)in福山・725(日)・8/8(日)・8/29(日)・9/23(木)・10/24(日)・12/19(日)・3/20(日)
※参加申込方法
下記申込先まで電話にてお申し込み下さい
※申込先
学校法人英数学館 麺とパスタ専門学校
〒791-8025 愛媛県松山市衣山1丁目197-1
TEL 089-925-1555
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2010年度オープンキャンパス講話 「好き」を「職業」にするために ~教育目標と卒業後のビジョン~ 校長予定者 奥山忠政 みなさん、オープンキャンパスにようこそいらっしゃいました。 私は、『麺とパスタ専門学校』校長に予定されております奥山忠政と申します。 日本で初めて「麺とパスタ」に特化した本校の「教育目標と卒業後のビジョン」についてお話しします。 ラジオやテレビで子どもたちに「将来何になりたいか」と聞くことがあります。男の子は「プロ野球選手になりたい」、女の子は「ケーキ屋さんになりたい」というのがひところ多かった返事でした。その時々のニュースやテレビ番組に影響されることもあります。「ラーメン屋さんになりたい」という答があったのは、『ラーメン屋ケンちゃん』というテレビ番組があったころのことです。 最近はどうでしょうか。宇宙飛行士? プロゴルファー? いずれにせよ、無意識のうちに「カッコいい」「楽しいだろうな」「有名になれる」「お金がたくさんもらえる」などと考えているのでしょう。 「好きなこと(やりたいこと)をして食べていける」ということは、原則としてありえません。高校生ともなりますと、さすがにこのことはお分りでしょう。 「原則として」というのは、「一定の条件をクリアすれば道が拓けてくる」ということでもあります。 「好きな分野」や「得意の技能」には力が入りますから成果が上がります。それだけ世の中に役立つわけです。つまり個人にとっても世の中にとってもハッピーなのです。ですから、まず素直に「好き」を出発点にすべきです。そのうえで、どうすればそれが活かせるかを、徹底的に学ぶことが重要で、これが「条件」なのです。こうして初めて「好き」が「職業」になれるのです。 『好き』を『職業』にするための勉強について、少しくわしくお話ししましょう。 まず、「好き」の内容ですが、「ラーメンが好き」「パスタが好き」といった味覚のこともあるでしょうし、「飲食サービスそのものに興味をもっている」ということもあるでしょうし、「飲食業は不況に強いから安心だ」という動機からくる「好き」もあるでしょう。 ここではもっとも解りやすい「ラーメンが好き」を例に、それを職業にするためにはどんな課題があり、どんな勉強をしなければならないか、についてお話しすることにします。 「ラーメンが好きであちこち食べ歩き、自分でも工夫して作ってみて、これは絶対にいけるというものが完成した」という人がいたとします。じっさい食べてみると確かに美味しい。そこで親兄弟が資金を出して店を開くことにした。ここまでは掛け値なしにそのとおりとします。 そして、少し家賃は高いけど人通りの多い商店街の空き店舗を借りて改装し、ピカピカの厨房設備をととのえた。さて店は繁盛するでしょうか? 答は「Yes」でもあり、「No」でもあります。つまり条件によるのです。以下、大きな課題を3点列挙してみます。 (1)「製品」が「商品」になっているか。(受ける味覚か) (2)付加価値は何か。(珍しさ・楽しさ・話題性) (3)「所要資金~営業収支~商圏と客層」がバランス取れているか。 「すばらしい技能者」が「立派な経営者」とはかぎらないというのは、この3点を認識し、知識と対策をもっているかどうかにかかっています。 「経営者」にならなくても、経営者の立場や感覚が理解できなければ「いい社員(幹部)」になれませんから同じことです。 「麺とパスタ専門学校」では、これらについて「起業論」「経営論」でしっかり学んでいただきます。 個人であれ企業であれ「継続」と「安定」が最大の課題です。自分や従業員とその家族の生活がかかっているのですから当然です。そのためには、まず経済の流れを読むための知識を養う必要があります。例えば、「円高・円安は先行きどうなり自分の仕事にどう影響するか」といった問題があります。 また、「契約」についての基礎知識が欠けていたためにとんでもない損害をこうむることもあります。残念なことに、世の中には人の無知につけこんで悪さをする人間がたくさんいるからです。 「麺とパスタ専門学校」では「法律論」「経済論」の講義を用意しています。「法律学」「経済学」でないことに注意してください。定義とか理論から入るのではなく、具体的なテーマを取り上げて実際的な知識や考え方を身につけていただくことにしています。 肝心の「技能」、つまり「美味しい麺料理をつくる技術」についての話をします。 まず「麺」です。「麺」というのはじつに不思議な食材です。本日の実習で津村先生は一見無造作にうどんを打っておられますが、見た目のように簡単なものではありません。水加減塩加減がその日の温度湿度で変わります。職人さんはよく「生地と会話しながら延している」などと話しておられます。こうして独特の「コシ」が生まれました。 みなさんお気づきでしょう。「コシ」は「日本の麺」に特有の食感で、「ツルツルののど越し」感をもたらすものです。この「のど越し」は、「すする」という食べ方によって感じることができるのですが、じつは、これができるのは日本人だけなのです。そして、いま世界中で「日本の珍しい食文化」として注目され始めています。 つぎに「スープ」です。スープは「うまみ」と「コク」がいのちです。「麺」と同じか、それ以上に奥深い世界です。市販の調味料もありますが、「本物」を実現しようとすればそうとう年季が要ります。しかし、理論がわかればかなり効率的に体得することができるでしょう。 「麺料理」は麺・スープ・具材3者の組み合わせで成り立っています。 うどん・そば・ラーメン、みんな同じです。焼きそばにスープはありませんが、ソースで味付けしますからけっきょく同じことです。つまり、3者のコンビネーションが「美味しさ」を生みだしているのです。 その「美味しさ」ですが、「美味しい」という感覚はほんらい直感的総合的で分析になじみません。つまり「感性」の世界です。京都大学の伏木亨教授によりますと、最小限の要素は、「生理的な欲求を充たしてくれる」「幼少期からの食体験と合致している」「情報に影響される場合」「やみつき感(習慣化)」だそうです。私はこれに「状況」を加えたいと考えます。1杯の素うどんがこんなに美味しいものだったかと感じることがあるでしょう。「情報に影響される場合」というのは、ある店のある料理について有名人や尊敬している人が「美味しい」と言っていると知ると自分でも「美味しい」と感じるということです。それが異性の友だちだとなおさらです。私自身身に覚えがあります。いずれみなさんとじっくり考えてみましょう。 最後に、きょうの先生をご紹介します。 津村哲司先生は瀬戸内短期大学の准教授として、長年「讃岐うどんの理論と実技」の指導に携わってこられました。理論と実技双方に通じた先生は、うどん王国・讃岐といえどもほかにおられません。 「うどん」にせよ「そば」にせよ「ラーメン」にせよ、一人前になるには最低3年、ふつう5年、奥義をきわめるには8年の修業を要すると言われています。これはしかし、店で働きながら先輩を見習ってのことです。「学校」では理論と実技を体系的・計画的に授業するのですから、2年で一応の区切りをつけることができるわけです。津村先生の懇切な指導は大きな力となるでしょう。ともかく、「うどん」はすべての麺の基本となるものですから、最後までじっくり見聞してください。 [締めくくりの講話] この不景気に、飲食業界は比較的堅調です。なかでも「麺の世界」は元気いっぱいです。『丸亀製麺』『はなまるうどん』『餃子の王将』の名を聞かない日はないでしょうし、パスタはもう日本の食文化になりつつあり、つぎつぎと新しいメニューが誕生しています。最近では生パスタが人気を集めています。松山でもこれから伸びていくでしょう。 それと、注目していただきたいのは「麺の店の海外進出」です。熊本の『味千ラーメン』は中国をはじめ東南アジアに400店近く出店しています。ほかにも、アメリカ、ヨーロッパ、ロシア、オーストラリアに、ラーメン、うどん、たこ焼きの店がどんどん進出しています。 「麺」を活かす職業としては、麺の店の営業に携わる以外に、製粉、製麺、商品開発、開店企画、食材販売、学校の先生、地域おこし(観光)関係の実務家、リポーターなどがあります。 「麺とパスタ専門学校」はきっと夢をかなえてくれます。 (完) |
看板

季刊誌「麺の世界」
季刊誌『麺の世界』は第17号より、発行元が麺とパスタ専門学校となりました。
今日は、そのご挨拶と紹介を兼ねて記事の一つを紹介します。
『麺の世界』第17号より転載
| 惣とミサ ~五島うどん物語~ 奥山 忠政(麺とパスタ専門学校・校長) 合蚕田浦 延暦23年(804)6月下旬、遣唐使船4隻が中通島合蚕田浦(相河・青方湾)に入港した。 庇良(平戸)島を出てほどなく五島列島にさしかかったが、ここをひと思いに通りぬけて外洋に乗り出すのをためらうように、有救(宇久)・遠値嘉(小値賀)の島々に寄りつつ南下してきたのである。ここで最後の水と食糧を積み、順風を待って唐土に向かう。 合蚕田浦は奥行きが深い。とくに奥の入り江は大きく右にカーブして平穏な山蔭となるため、正使・藤原朝臣葛野麻呂の座乗する第一船と、副使・石川朝臣道益の座乗する第二船が投錨した。 全長30メートル・幅10メートル弱の300トンの帆船だが、当時としては巨船であった。これに操船員を含め120人が乗船している。 積荷はあらかじめあった通牒にしたがって用意されていた。 河口の砂洲に上陸した知乗船事(船団総指揮官)や録事(事務長)を、この地を治める青方氏配下の者が迎えた。 従者をつとめた惣は役宅に入らず周辺を見まわることにした。遠巻きに囲む人たちに近寄り、笑顔をつくって話しかけるが、意外なことにまったく通じない。 ふと、人垣の後ろから注がれる視線を感じて振り向くと、頭一つ抜き出た彫りの深い顔立ちの若い女が、青みを帯びた瞳をキラキラ輝かせて見つめている。一瞬、難波津で見たことのある色目人の女の絵を思い出した。 引き寄せられるように近づき、「惣だ」と名乗った。 「ミサじゃ」と女は答え、「ここで上の言葉など通じやせん」と、臆さず惣を見つめたまま続けた。 「ナレはなぜ話せる」 「ウチは博多津にも坊津にも行っとるで」 ミサは惣の闊達な性格と頑健な体躯と敏捷な身のこなしをひと目で見抜いていた。人なつこい笑顔と白い歯並びが印象的だ。 翌日、惣は峠一つ越した船崎に一族の館を訪れた。これにはミサの計略があった。鮮魚を搬入する兄の亮に同行し、亮に惣を誘わせたのだ。 屋敷には薩摩や琉求(球)の者が出入りし、難波津でも見たことのない操船器具が無造作に置かれていた。難波津~多度津~博多津が内海ハイウエーの先進拠点と思っていた惣は、ここが大陸に面した最先進地であり、琉求~奇(喜)界~薩摩~耽羅(済州)~新羅を結ぶ黒潮ハイウエーの要衝であることを悟った。 主の太龍は惣に好感をもった。だが数日後には去り行く身である。無心に付き添うミサがあわれだった。亮は一つ年下の惣を、年長者のように敬った。 惣は寸暇を盗んで村を訪れ、ミサと手をとりあって山野や海辺を歩きまわった。ミサの奔放さを今さらあやしむ者はなかった。まだ少女扱いしていたということもある。 ミサは、一族が遠つ国との交易や漁業をたつきに暮らす海洋族で父親が首領であること、生まれてすぐ母親を亡くし船を揺りかご代わりに育ったことなど語った。歳は16だった。 惣は、さぬき讃岐の塩飽本島の生まれだが難波に出てさまざまな船に乗り組み操船の技を磨いたこと、遣唐使船には挾杪(操舵手)として採用されたこと、船には同じ讃岐の偉い僧が乗っていることを話した。歳は18と言った。 ミサと亮が入れ替わっていたら、と太龍は嘆いたことがある。気弱で決断力に乏しい亮とちがい、ミサはもの心がついたころから気丈で果敢で、たいていは当然のように舟に乗っていた。女の徴候がきざし始めたころ、太龍はそれまでのような乗船を禁じた。「おなごは立ちシシ(小便)でけんけんのう」と言うとミサは勢い込んで反論した。「ミサ立ちシシ習うけん・・・」。 惣は男たちがロープを綯う作業に加わったことがある。南の島から取り寄せた樹木の皮をほぐしたものを3組が呼吸を合わせて綯っていくのだが、力の要る単調な仕事を、男たちは独特の節回しの、掛け声とも歌ともつかない調べで紛らわせていた。惣には結びのはやし囃子が「サノサー」と聞こえたため、その箇所だけ元気よく唱和して赤銅色の笑いを誘った。亮の話では、男たちは多禰(種子)・益救(屋久)・阿麻美(奄美)・琉求からも来ており、ことに甑や阿多(南薩摩)の隼人族が多いという。通婚は自然に行われていた。 契り ほんの仮泊の予定が、正使が上陸すると言い出し、さらに陰陽師があれこれ宣託して出航を遷延したため、けっきょく10日近く滞在することになった。みんな一日でも長く故国にとどまりたかったのである。 固苦しい儀礼や接待から解放された数日は、宮中序列従四位下の葛野麻呂にとっておそらく生涯なつかしい想い出となったにちがいない。 留学僧の空海も上陸し、留学生の橘逸勢が同道した。海端の寺には海難者の墓があり、その一つ一つをえこう回向した。案内した住持は見慣れ聞き慣れぬ印契や真言(呪文)に不思議そうな顔をしていた。 回向を終えるとそのまま裏の険しい山道を灌木を払いながら登り始めた。山歩きはまったく苦にならない様子で、逸勢をあえがせた。途中思いもかけぬ石碑があり、風化した銘を読み取ろうとしたりした。 山頂から西に広がる大海を眺めた。彼方に大唐国があり、その地に行くことになるのだ。大きく息を吸い込むと、五体を震わせて呪を唱えた。 第二船に乗っていた請益僧の最澄も上陸した。後年相まみえることになり何かと対比される二人だが、この段階では天皇(桓武帝)の信任厚い最澄のほうがはるかに格上で、言葉を交わすことすらなかった。 いよいよ明日出航するという日の夕まぐれ、別れを告げに来た惣はミサの部屋に誘われた。ミサは縋りついた。縋りついて口を吸った。口を吸いながら倒れこんだ。 稲妻が光り、雷鳴が轟き、驟雨が走り、そしてやんだ。 ・・・夢をみているのではないかと、惣はしばし放心した。ミサはただ声を殺して泣いている。 気づかぬふりをした太龍から送別の盃を受け、惣はあわただしく辞していった。「きっと帰って来んだぞ。きっとだぞ」「きっと帰ってくる」二人は何度も繰り返した。 船が動き出した。舵を操りながら惣は浜辺や両岸の岩場にミサの姿を求めたが、見出せなかった。昨夜あれほど誓い合ったものをと、不審に思いながらふと湾口の小さな岬に目をやったとき、突端でひとり領布を振るミサを見つけた。 「惣! きっと帰って来んだぞ」と、声を限りに叫んでいる。「ミサ、きっと帰ってくる!」。潮風とカモメの鳴き声にかき消されたが、二人には確かに聞こえていた。7月6日(太陽暦換算8月18日)朝のことだった。 船団は名残りを惜しむように島々に沿ってさらに南下し、福江島の柏崎を最後に見て、水平線の彼方に消えていった。 再会 大同元年(806)7月、空海が便乗した遣唐使の還り船が福江島に着き、橘浦(玉之浦)に回航された。 ニュースは3日後には中通島の太龍に伝わった。傍らで聞いていたミサは青みがかった瞳をキッと見開き、憑かれたたように叫んだ。「惣の船だ! 惣が帰ってきた!」。 初めから太龍はあきらめていた。許さなければ、ミサは一人で舟を操って行くにちがいない。できることは、兄の亮と小者を数人つけてやるくらいだ。その日のうちに一行は福江島に向かった。 「あん(兄)しゃん、なし(なぜ)そちさ向かうん? 橘浦はこちじゃろが」。もどかし気に行く手ばかり見ていたミサが右を指して言った。「波を見い。雲を見い。時化の来るとが分かろうが」と亮がたしなめた。 とある島の漁師小屋に仮泊したとき、あきらめたように寝入ったミサのあどけない顔を、亮は別人を見る思いで眺めていた。 「惣! 惣―ッ!」 ミサは夢中で駆け寄った。建屋から出てきた十数人の畏まった列の中に惣がいたのだ。遠巻きに見ていた人びとも、列の者も眼中になかった。取りすがる寸前、惣の制するような視線にさすがに腰を落としたが、目は見据えたままだった。 列は大宝寺に仮寓している空海たちに食事を運ぶためのものだった。きょうは特別の斎があり、特別の料理が用意されていた。 「特別の斎」というのは、大宝寺がそれまでの三論宗から真言宗に宗旨替えをした儀式にともなうものだった。 供御を終えた惣はミサの待つ館に走った。 「ミサ、帰ってきたぞ、帰ってきたぞ!」。ミサは泣いた。子どものようにしがみついて、ただ泣きじゃくった。 「ウチは信じとった。帰ってくると信じとった。去年6月、還り船が値嘉に着いたと聞いとったけど、なしか(なぜか)惣は乗っとらんと分っとった」「いつかひょこっと帰ってくると思うとった。琉求か新羅の船さ乗って」。 唐土 以下、惣がミサに語った唐土の体験のあらましである。 合蚕田浦を出航した船団は大海に出るとすぐ離れ離れになった。正使や空海が乗り、惣たちの操る第一船は風波に翻弄され、陰陽師や卜占師に従って北に向かい南に走るうち、8月10日やっと赤岸鎮という村に着いた。7日ほどの航路に34日もかかったのである。しかも目的地明州(寧波)のはるか南だった。 役人の指示に従って船はさらに南の福州に回航された。ここで一行は不審船の扱いを受けることになった。訳語(通訳)がまったく役に立たず、正使がいくら「余は日本国の大使である」と力説しても信じてもらえなかったのである。船から引き出され、さりとて陸地にも上げてくれず、境界の湿地帯に住わされた。 ここで信じられないようなことが起こった。一団員空海の草した上申書が刺史(州長官)の目に留まったのだ。刺史は目を見張った。これまでとはちがう、格調の高い名文だったからである。感銘を受けた刺史は心を開いて長安に取り次ぎ、これに応えて出迎えの勅使が福州を訪れたのは10月も末になってからだった。 正使ら23人が長安に向けて出発したのは11月3日だった。このうち空海と逸勢はそのまま長安に留まることになっているため、惣にとっては姿の見おさめだった。 船人たちは福州に残った。指示を待って出航地に回航することになるのだが、それまでの数ヶ月はまったくの手持ちぶさたとなる。ここには船を補修する施設もない。 惣は好奇心に任せて周辺を歩きまわった。天性の明るさと順応力はここでも発揮され、人びとと直ぐ交わることができ、言葉の壁を感じることはなかった。 慣れるにしたがって自信がわき、思い切って一人で明州まで旅することにした。出航地は蘇州か明州であろう。とりあえず明州まで北上してそこで連絡を待ち、場合によってさらに蘇州まで足を伸ばせばいい。惣に好感をもっていた柂師(操舵長)は、「気をつけて行け」と許してくれた。 先進地とはいっても異郷の旅は容易でなかった。多度津から京くらいの距離の温州まで10日もかかった。 温州は福州とは比べものにならないほどの大商都だった。風景はもちろん、暮らしの様子も食べ物もまるでちがう。外航船もあり、さまざまな人種が行きか交っている。 旅籠に泊り市場の屋台であれこれ食べまわるうち何かに当った。激しい下痢嘔吐がおさまり、薬師が処方した煎じ薬で深い眠りに入ったときミサが現れた。「惣、ウチが来たけんもうだいじょうぶじゃ」と、額に手をおく・・・。 目を開けると宿の女が覗きこんでいた。我に返ると無性にミサに会いたくなった。「ミサ、もうすぐ帰るぞ。待っててくれ」。そう言ううち再び眠りに陥った。 温州にはふた月近く居た。 岩坦索餅 温州を発ってしばらく行くと「永嘉」という村に入った。桃の花に囲まれた広場で女たちが何やら繊維状のものをさばきながら日にさらしている。近づいて見ると「麺」だった。 麺にはこのような作り方もあったのだ。福州では小麦粉を練った生地を棒での延して包丁で切っていた。 あれこれ問ううち白髯の老人が現れ、地面に「岩坦索餅」と書いた。 「岩坦」はこの地区の名称だった。 惣は索餅つくりを始めから見たくなり、翌朝早くみなと作業場に入った。 小麦粉に水と塩を混ぜて練り上げ、円盤形に整えると小刀で螺旋に切り出し、縄状に伸ばしながら盥の中に渦巻きのようにまとめていく。麺線どうしくっつかないように絶えず米の粉をふった。 次に、縄状の麺線を指でしごきながら2本の棒に「8」の字に掛けていく。掛け終わると両棒をゆっくり離し、しばらくおいて、また離す。こうして麺線は伸びていき、最後に屋外に移して一気に引き伸ばし、架け具に固定する。そのあと、風にさらしながら別の2本の棒で麺線を上下に梳き分けるようにしてさらに伸ばしていく。 この季節夕方までに乾燥する。あとはそのまま屋内に取り込み、食べる分切り出すだけだ。乾燥しているから日持ちがよく、旅にはもってこいだろう。 3日後、惣は永嘉村を発った。今は急がねばならぬ。明州に着くのは5月になるかもしれず、胸騒ぎがした。 惣が明州に着いたのは5月20日で、2日前に帰国船が出航したあとだった。途中季節はずれの暴風雨にあい、道路が寸断されて進めなくなり、大きく遅延してしまったのだ。 一瞬ミサの顔が浮かび、落胆したがすぐ気を取り直した。唐土で見聞を広めるのも土産のうちだ。学びたいことは山ほどある。そのうち便船もあるだろう。 明州は温州よりいっそう大きな国際港都で、することはいくらでもあった。驚いたことに、日本や琉求の者もいた。 杭州 惣は食べ物に関心をもつようになっていた。何といっても餅の種類が豊富である。「餅」は日本のモチとちがって小麦粉食品のことであり、線状のものはもとより、団子状のもの、餡を包んだもの、茹でたもの、揚げたものと多彩だった。米粉食品もあって「餌」と呼ばれており、そのうち線状のものを「米線」と言っていた。 ただやはり小麦粉の「麺條」が主流だった。さまざまなスープや具材にどのようにも合わせて調理できるからである。延した生地を切り、そのまま茹でるというやり方(切り麺)が普通だったが、広い明州のこと、永嘉村で見たような索餅(手延べ麺)を使った店も見つけることができた。 西の越州(紹興)や、さらに足を伸ばして杭州まで行った。杭州は北の地に通じる長大な運河の起点で、食の都とも言われ、珍しい食べ物が覚えきれないほどあった。 北の地方からもたらされたものと南のものとが、食べ物自体はもとより、名称も混在していた。たとえば、餅の一種である「餛飩」は北での呼称だが、同じものを南の出身者は「雲呑」と言っていた。いずれも、生地を掌大に延ばしたもので肉餡を包み、スープで炊いたものだった。 「拉麺」と呼ばれる製麺法もはじめて見た。西から来た人たちが、店頭で両手にかけた麺線を広げるように伸ばし、それをまた両手にかけて伸ばしていた。それをその場で茹でて「長寿麺」と称し、喜ばれていた。 「伸ばす」を、「麺線」と「寿命」に掛けているのである。 こうして、いつしか半年が過ぎていった。 空海 10月になったある日のこと、思いもかけぬ日本の船が入港してきた。 小船を操って訪ねると顔見知りの挾杪仲間がいて、使節団の第四船と分かった。ともに合蚕田浦を出航したのだが、風波のためいったん引き返し、1年遅れで渡海してきたという。 大使(判官)は高階真人遠成で、翌11月長安に向かった。残った船人たちを惣が親身になって世話したのはいうまでもない。そのころには惣の唐語は堂に入っていた。 あとで知ったことだが、機を逸した使節団は、前年即位した順宗を慶祝するという名目をとったが、その順宗が到着前に亡くなってしまい、急きょ弔問に切り替えざるをえなくなるという混乱ぶりだった。そのようなことから長安滞在が長引き、辞したのは3月中旬になってからだった。 4月に明州に戻った使節団の中に空海と逸勢の姿を見て惣は驚いた。空海と逸勢は、予想外の使節の来訪を奇貨として20年の滞在予定を切り上げて帰国することを新帝(憲宗)に奏請し、勅許を得たというのである。結果的に彼我の混乱に乗じたのだった。 一行が明州を出航したのは8月になってからだった。惣は水手として乗り組むことを許された。実際は食事係兼雑役夫だったが不満はない。 惣の進言で積まれた食料に索餅と醤があった。 波の穏かなある日、惣は燧石で火をおこし、索餅を煮て醤で味付けし、大使はじめ一同に供した。味気のない糒に食傷していた人たちの表情がほころぶのを見て、惣は料理する者の喜びをはじめて味わった。 空海の前に運んだときの光景を惣は生涯忘れることができない。瞑目していた空海は気配にうっすら目を開き、しばし器の索餅を眺めたのちゆっくり手にとってさらに観察していた。傍らの逸勢が惣に何か問うたが、惣は覚えていない。先にも後にも、惣が空海にもっとも近づいた一瞬だった。言葉は発せられなかったが、えも言われぬ風韻と風格に打ち震えた。 船崎へ 「惣、船崎さ行こう。船崎でいっしょに暮らそう。ヤヤ(赤ん坊)ばたくさん生んで楽しく暮らそう」「ウチはヤヤ育てるけん、惣は博多津だろうと、琉求だろうと、好きなように行けばいい。唐にもまた行けるじゃろ」 ミサの訴えに惣は心ゆすられた。ことに、「唐にもまた行ける」という言葉が、今では現実感をともなって響く。 そうだ、唐だけでなく話に聞いていた南の昆崙や、もっと先の波斯国、あるいは北の渤海国にも行くことができる。 2日後、惣とミサを乗せた舟が北に向かった。繋留中の使節船の舷側から船人たちが手を振った。 惣が携えた荷に、索餅と小型の石臼と、竹筒に入れた小麦の種子があった。 潮風になびくミサの黒髪が惣の夢をいっそうかきたてた。亮の目もはばからず、惣はミサの肩に手をまわして抱き寄せた。 3年過ぎた早春、船崎の海端に索餅を日にさらすミサと手伝いの女たちがいた。足元にはよちよち歩きの幼児が見える。惣は遠くに出かけているにちがいない。 索餅は一族の船乗りたちの携行食として再現したものだが、周辺の者が見習うようになると、惣もミサも惜しみなく作り方を教えた。高価な米の粉の代りに椿の実から採った油を使うという工夫もあった。 索餅はいつしか「索麺」と呼ばれるようになった。「船崎索麺」は島内に広がって「五島索麺」となり、「饂飩(うどん)」の語が広まると「五島(手延べ)うどん」として知られるようになった。 後世「手延べうどん」の製法は北前船の船乗りたちによって日本海沿岸各地に伝えられ、「氷見うどん」や「稲庭うどん」を誕生させた。(完) (『麺の世界』編集長) |
海外視察報告11
【2月12日】イタリア(ローマ)
天候:雨のちくもり、一時雪
2月2日に日本を出発して、11日目です。
視察旅行も今日一日が最終日となりました。
この、『麺とパスタ専門学校』の新着情報を利用させてもらっての海外視察中の報告もあとわずかとなりました。
本来、『麺とパスタ専門学校』にとっての「新着情報」発信の重要な場所ではありますが、途中、海外旅行のブログ的利用となったことをご容赦いただきたい
と思います。特にはじめてのヨーロッパということで、携帯電話や携帯のメールの状況、インターネット環境等に情報がとぼしかったため、このような形での利
用をさせていただきました。
さて、【2月12日】イタリア(ローマ)での報告ですが、観光と特に『麺』の食に関する報告は「海外視察報告10」とあまり変わりがないので下記写真の
みにしたいと思います。

海外視察報告10
【2月11日】イタリア(ミラノ)⇒イタリア(ローマ)
天候:雨のちくもり
今日はミラノからローマへ移動して、ローマ市内を見学しました。
朝ミラノを出発するときは雨が降っていましたがローマはくもりで、雨が降っていなくて助かりました。気温はフランクフルトに比べると過ごしやすいのです
が、パリやバルセロナに比べると寒いと感じる気温でした。
2月9日・・・イタリア(ミラノ)に入ってすぐの昼食には日本食レストラン(まだ未報告)に入ってみたのですが、それ以降は全てイタリアンレストランま
たはレストラン以下にあたる、ビストロやトラットリアに入っています。
前回報告したように、イタリアの日本食は寿司が中心で、あまり麺(うどん・ラーメン等)は無い様子なので、このままパスタやピザにこだわってみたいと思
います。
ローマのホテルについて、すぐ、ホテルの近くにあるトラットリア(気軽に入れる、比較的小さくて大衆的なイタリア料理店)に行ってみました。
このお店に決めた理由は、まずホテルから近かったことと、入り口に日本語でメニューが書かれていたこと、そして、何より『スパゲティミートソース』とい
う、わかりやすいメニューが6.5ユーロ(約850円)で、大変安い印象を受けたからです。
もちろん、日本で約850円の昼食となると、大盛のサービスランチが食べられるところですが、ヨーロッパの主要な都市の真ん中で昼食となると10ユーロ
(約1,300円)以下ではあまり考えられない状態だったので
、この6.5ユーロというメニューの看板にはひかれるものがありました。
昨日の夕食を食べたミラノ駅前の店が、接客態度も食事内容も、値段も・・・全て悪すぎただけに、今回の昼食で入ったお店は良い印象を受けました。

※↑写真(左)『TRATTORIA RISTORANTE F.lli FULVIMARI』外・写真(中)店内・写真(右)メニュー

※↑写真(左)『Spaghetti al sugo(スパゲティミートソース)』
(中)『Penne al salmone(ペンネのサーモンホワイトソース)』
(右)『Spaghetti al pomodoro(スパゲッティトマトソース)』

※↑写真(左)『Fettuccine al sugo(玉子きしめんのミートソース)』
(中)『パスタやピザを注文するといつも出てくるパン』
(右)『パンと一緒にいつも出てくる細長いクラッカーみたいなもの』
どのパスタも、ここのお店は美味しかったようです。失敗したのは、私が食べた『Cannelloni(カネローニ)』というパスタの画像を誤って消去し
てしまいました。
ネットで検索したところ、カネロニ(cannelloni)=1
イタリア料理の一。パスタの生地を薄くのばして四角に切り、ひき肉などで作った具をのせて巻き、ソースをかけてオーブンで焼いたもの。カネローネ。2
筒状で大形のパスタ。また、これに詰め物をした料理。とありました。まさに、パスタで詰め物をしたような料理でした。はじめて体験する味でしたが、大変美
味しかったです。
午後からはローマ市内の見学をしました。

ローマではじめての夕食、イタリアでは3度目の夕食です。

ミラノ初日の夕食については、報告していないのですが、そこではレストランに入りました。今回、ローマ初日の夕食もレストラン(ミラノ初日のレストラン
に比べると少し入りやすそうなお店)に入りました。
上の写真は小さくしていますので、少し見えにくいかと思いますが、上段真ん中の写真は『食前酒』のメニューです。次に上段右の写真は『オードブル』で、
下段左から、『パスタ料理の第1の皿(アペタイザー・食欲を促すもの。食前酒や前菜の類)』のメニュー・『パスタ・・・』続き・『肉料理』・・・
私は、「麺とパスタ専門学校」設置準備委員として、昨年よりこの仕事に携わるまで、パスタという料理がコース料理の中では、スープの位置あたりである。
ということを知りませんでした。また、仕事を始めてそうである事を学んではいましたが、このイタリアに来て、やっと実感することができました。
私達のグループは、お酒(ワイン)を注文し、前菜にあたるオードブル(チーズ盛り合わせ)、スープは飛ばして、第一の皿(スパゲティ・カルボ
ナーラとスパゲティ・スパイシーソース)を注文、そして、主菜(メーンディッシュ・Tボーンステーキのグリル、特製ラム肉のグリル、ミラノ
風カツレツ)・・・魚料理やデザートは飛ばして、エスプレッソコーヒー。というように、周りのレストランにいる一般的なお客さんと同じようにしてみま
した。
お酒を飲みながら、少しずつ料理や会話を、時間をかけて楽しむ様子が体験できてとても収穫があったと思います。

イタリア料理のレストランで、ディナーをいただく雰囲気は少しだけ理解することができたのですが、これが毎日だとお金とお腹がもたないことも実感できま
した。
学校法人英数学館 麺とパスタ専門学校 設置準備委員 石川 浩一
海外視察報告9
【2月10日】イタリア(ミラノ)
天候:くもり時々晴れ
今日はミラノ市内を見学しました。
午前中は、パリでもお世話になったマイバスの徒歩版で、マイウォーク(現地ガイドさんの案内で約2時間30分程度観光)に参加しました。
天候はくもりだったのですが、時おり少しだけ日差しが差し込むような天気で、フランクフルトよりは寒くありませんでした。
ミラノという街は、来るまでの印象はイタリアの中でもローマにつぐ第2の都市で、商業・工業・金融の中心地、またミラノコレクションなどで知られる
ファッションの中心というイメージだったので、近代的な街のイメージが強く、そういった観光になるのかと思っていたのですが、歴史的にも見所が一杯の街で
した。
マイウォークでは、『スカラ座』『ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)』『スフォルツェスコ城』を見学しました。ここでも、パリ同様歴史の重さに感動するばかり
で、マイウォークのガイドさんが詳しく話してくれる歴史的な話は、あまりの量の多さになかなか頭に残りませんでした。日本に帰ってから復習したいと思いま
す。

[スカラ座]・・・内部は撮影禁止のため、ロビーと外観

[ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)]

[スフォルツェスコ城]
ただ、『麺とパスタ専門学校』として、現地ガイドさんの話で印象的だったのは、「イタリア人は食に関してはプライドを持っていて、あまり多国の食文化を
取り入れない傾向にある、食には保守的な民族である。実際、ミラノでは本格的なフランス料理の店は1軒しかない。でも、今、日本食(寿司)は大ブームで、
ミラノだけでも500件の寿司屋さんがあって、ミラノ人で寿司を食べれないとイケてないんだそうです。ただ、9割は日本人が食べると首をかしげるような内
容で、1割程度が、日本人の本格的な職人が作っているとのこと。だから、日本人で寿司がにぎれる職人はいろんな店で引っ張りだこになっている。今、ミラノ
で寿司がにぎれて日本人だったら成功しますよ・・・」という内容でした。ここミラノは新鮮な魚介類も多いようで、もともと魚を食べる文化があったことや、
健康意識が高まっていることなどもあって寿司が大成功をしているようです。
肝心の『麺』について聞いたところ、やはり『パスタ』王国らしく、なかなか、日本の「うどん」や「ラーメン」はそれ程受け入れられていないとのことでし
た。
お昼は、ガイドさんの紹介で、日本語のメニューもあるパスタやピザが食べられる『Di Gennaro』というお店に行きました。
到着したのが、ちょうど11時55分で、開店が12時だったので5分間待つことになったのですが、すでにお客さんが私達のグループ以外にも5~6人待っ
ていました。
開店する頃はもう少しお客さんも増えて、結構人気があるように思えました。日本語メニューがあることが知られているのか、日本人も結構みかけました。
このお店でも本場の『パスタ』を体験するということで、何種類かバラバラに注文してみました。

『Di Gennaro』・・・写真左から、[お店の入り口]・[店内]・[メニュー]
※フランクフルトあたりから、お店の中で写真を撮っていると注意されることが多くなり、フラッシュ撮影でない写真が多くなっています。
私達のグループが食べたのは・・・

写真左から・・・
・TAGLIATELLE ALLA BOLOGNESE
『タリアッテリ ミートソース』(10ユーロ+2ユーロ=計12ユーロ・約1,560円)・・・この店ではチップとは別にサービス料金が2ユーロ加
算されます。
・SPAGHETTI AI FRUTTI DI MARE
『シーフードのスパゲッティ』(12.5ユーロ+2ユーロ=計14.5ユーロ・約1,885円)
・PAPPARDELLE FRESCHE DELLA CASA
『自家製パッパルデッラ ペーストソース』(10ユーロ+2ユーロ=計12ユーロ・約1,560円)
報告できてないのですが、昨日の夕方、『Mediterranca』というレストランでパスタを食べたのが、ミラノに来てはじめてのパスタでした。
今回で、本場のパスタは二度目ということになります。私が食べたのは『自家製パッパルデッラ
ペーストソース』スパゲティと違って、平たく太い麺でした。味つけのことは詳しくはわかりませんが、食べた感想は・・・「まずくはない・・・まあまあ美味
しいかな」というところです。大変微妙な回答なのですが、スペインで食べたパエリアやピザ・ドイツで食べたソーセージや肉料理については、「大変美味し
かった」と素直に言えるのですが、そこまでではないというのが率直な感想です。
午後からは、世界遺産に登録されている『最後の晩餐』(レオナルド・ダ・ヴィンチ)の壁画を見学に行きました。ここは、前日予約制で、壁画のある食堂に
は15分だけという見学のシステムでした。観光シーズンだとなかなか予約も取れないそうです。今回は、事前に行くことが決まっていなかったにも関わらず、
JTBの添乗員さんが前日に押さえてくれていて無事入場できました。実物のオーラには圧倒されるものがありました。

この後、夕食はピザを食べに近くの大衆食堂的なお店に行ったのですが、ピザの味も接客態度も大変悪いお店でした。
結果、イタリア(ミラノ)では9日(半日)+10日(一日)の滞在でしたが、立ち寄った店の中で、「ここのパスタ・ピザは最高に美味しかった!!」とい
うお店には出会えませんでした。ただ、パスタとピザを扱う色々なタイプのお店が経験できたことは大変大きな収穫だったと思います。
明日は、いよいよ最終地のローマです。
記録:学校法人英数学館 麺とパスタ専門学校 設置準備委員 石川 浩一
海外視察報告8
【2月9日】ドイツ(フランクフルト)⇒イタリア(ミラノ)
天候:くもり
今日はフランクフルトから、ミラノまで移動しました。
アルプスを越える頃は飛行機からの景色もよく、晴れ間が見えていたのですが、ミラノに到着すると、フランクフルトのように厚い雲に覆われていました。到
着した時はフランクフルトより寒い印象でしたが、街の温度計では+3℃となっていました。
フランクフルト(ドイツ)は街が綺麗で、ヨーロッパでも大変治安が良いらしいのと、リサイクルや公共のサービス等にも大変力を入れている様子が伺えたこ
とで、全体的に住みやすそうな印象が強かっただけに、ミラノに到着して街の様子を見ていると、街の壁には落書きが多く残されていたりと少し住みにくそうな
印象を受けました。現地ガイドさんも特に人ごみの中でのスリには気をつけるようにとのことでした。ホテルのロビーすら怪しいそうです。
イタリアでは、『麺とパスタ専門学校』というくらいなので、日本食(うどん・ラーメン・そば等)も食べてみたいところですが、本場のパスタも食べ歩いて
みたいと思っています。
滞在しているミケランジェロホテルはインターネット
が部屋でも無料なので大変快適なのですが、画像をアップロードすることができませんでした。(この麺とパスタ専門学校のHPを作っていただいた業者さんに
相談したところ、HTTP通信は許可してもFTP通信は許可しない設定になっているのではないか?とのことでした。)引き続き、いろんな方法を試してみま
すが、困難な場合、ローマについてからのアップロードにしようと思います。
報告者:学校法人英数学館 麺とパスタ専門学校 設置準備委員 石川 浩一
海外視察報告7
【2月8日】ドイツ(フランクフルト)
天候:くもり
今日はフランクフルト市内を見学しました。
天候はくもりで、空は重たい雲に覆われていました。この時期のフランクフルトはいつもこのような天気だそうです。
今日の報告の前に現在までの感想ですが、バルセロナ・パリ・フランクフルトとヨーロッパの3カ国を見てまわって、日本の『麺』がヨーロッパで大変人気が
ある食べ物であるということは、実際に見て、食べて痛感しました。
どの街のお店もお客さんは多く、その大半がヨーロッパの人達で、決して日本人だけを相手に商売をしてるような状態ではありませんでした。
私達のグループは、基本的に「麺」を食べて視察旅行をしていますが、「麺」を食べないときはなるべくご当地の料理を食べるようにしています。どこの街の
料理も美味しかったです。日本人が美味しいと感じる味を作っているヨーロッパの人達の味覚ですから、きっと日本の本物の『麺』は今以上に受け入れられるだ
ろうし、まだまだビジネスチャンスはあるように思えました。
ただ、気になるのは、どの店も「麺」専門店としての商売はしていないことです。「うどん屋」を全面的に出している店が、ラーメン・丼物・餃子なども出す
し、その逆もしかりです。このヨーロッパでは、「麺」専門店では通用しないのか?今回、私達が見てきたようなスタイルは、何年もかけて、こちらで営業を続
けてきたお店の企業努力の集大成が「麺」のレパートリーを多くすると同時に他の日本食(寿司・丼物など)もメニューに入れるということなのか?
ヨーロッパで実際に『麺のパワー』を目の当たりにすると、早く、実際に海外で勝負しているお店とインターンシップ契約をして、学生が世界に進出している
『麺』の世界を実感したり、先ほどのような疑問を卒業研究の課題として取組むような学校にしていきたいと強く感じました。
さて、本日の『麺』のお店の報告ですが、1軒目は、
『MoschMosch』というお店に行きました。
この店にしたのは、下記、ぐるなび海外版のHPの、「日本のラーメン文化に強く心打たれたドイツ青年が始めたドイツのラーメン屋。麺も具もすべてドイツ
産です。」というキャッチコピーを見て、日本の『麺』が、ドイツ人によって、フランクフルトでどの様に新しく進化しているか見たかったからです。
(http://www.gnavi.co.jp/world/europe/frankfurt/w327017/)・・・
ぐるなび海外版ヨーロッパ
(http://www.moschmosch.com/)・・・
公式HP(ドイツ語)
午後2時頃来店したところ、上記写真のように約50席のテーブル席と10席のカウンターの合計60席は、約30~35名が入っていました。
ここの店も「ラーメン屋」という紹介もあるくらいですが、メニューを見ると、うどん・やきそば・サラダ・デザートまであるお店です。
味について良い評価ができるのは8ユーロ(1,040円)に値するだけの良い素材(麺・スープ・具)が使われていることです。鮭入りラーメンの鮭は大変
大きかったし、私が食べた『Heimatliebe』という名前のラーメン(後でネットで調べたところ、Heimatハイマート=生まれ故郷・ふるさとの
意味・liebeリーベ=愛・恋愛の意味)の具材にも大きな鴨肉が入っていました。
ただ、おそらく「故郷の愛」もしかしたら「母の味」的な名前のラーメンですからスープも「beefbroth(ビールブイヨン)」とこだわったので
しょうが、私にとってはあまり食べなれていない、特にラーメンのスープとしては何かものたらないというのが感想です、ですから美味しいか?と言われると、
特にスープについてはあまり美味いとは思いませんでした。また、『麺』ではなく『トンカツ丼』を注文したS局長も「食べれない」との感想でしたし、JTB
の添乗員さんが注文した『Tofu Yakiudon・豆腐やきうどん』も、ソースはヤキトリのタレのように甘いものでした。
ただ、ドイツの人が日本の『麺』に心打たれて作った麺なので、間違いなくドイツ人には受け入れられる味付けなのではないだろうか?と思えるのも実感しま
した。
ですから、もし本場のさぬきうどんの店が隣にあったとするとどういうお客さんの状況になるのか?
なかなか、予想はできないけれど、ちゃんと美味しい料理を作るヨーロッパの人達だから、この『MoschMosch』さんの店長さんのように、情熱を
もって、さぬきうどん作りに取組めば大ヒットするのではないでしょうか・・・
写真左から[Tonkazu Don][Tofu Yakiudon][Heimatliebe]

写真左から[Fruhlingserwachen][Hohenflug][公園の温度計]
今日行った2件目の『MARUYASU』という、デパートの地下に入っているうどん屋さんは、今回の旅行中、うどんではNo.1に美味しかったです。
また、続きは報告します。
学校法人英数学館 麺とパスタ専門学校 設置準備委員 石川 浩一
海外視察報告6
【2月7日】フランス(パリ)⇒ドイツ(フランクフルト)
天候:くもり
今日はパリから、フランクフルトまで移動しました。
フランクフルトはドイツでも比較的暖かい場所ではあるらしいのですが、今年の冬は
何度かの大寒波に見舞われたようで、その名残りなのか、ハイウエーから見える森の地面には雪が残っていました。でも、日中7℃くらいはあったみたいで、予
想していた寒さではありませんでした。
フランクフルトの街は、バルセロナやパリとはまた違って、歴史的な景観がそれ程押し出されてなく、比較的街の中心にも近代的な建物が見受けられまし
た。また、ドイツ金融の中心地として繁栄した街らしく、日本人も多く来ているようです。
今日は、現地ガイドさんから紹介をいただいた『Kamon』という回転寿司がメインの日本食店に行ってきました。
日曜日はドイツでは?なのか、ヨーロッパがみんなそうなのか?正式には聞けなかったのですが、フランクフルトでは、日曜日は飲食店くらいしかお店はあけ
ていないそうで、スーパーとかデパートなどのお店は営業したら罰金を取られるとのことでした。そのせいか少し街の中の人通りも少ない様子でした。
『Kamon』はお店の看板にSUSHI-BARと書いてるとおり、基本的には回転寿司とお酒が楽しめる店のようでした。ただ、ここのラーメンが美味し
いと紹介してもらい、来てみたのですが、後でインターネットで検索してみるとどうやら坦々麺が美味しいとの書き込みがありました。
実際、私達のグループで坦々麺(9ユーロ・約1,170円)を注文したS局長は、「美味しかった!!」との評価でした。
その他、醤油ラーメン(9ユーロ・約1,170円)・みそラーメン(9ユーロ・約1,170円)・月見うどん(9ユーロ・約1,170円)・きつねうど
ん(9ユーロ・約1,170円)を、グループで注文しましたが、どれも、「決して美味しくないわけではない・・・美味しいかな」という評価でした。普通に
美味しいとは思えるけれど、日本でここのラーメンやうどんがあったとして、わざわざ食べに行くかというと疑問である。とか、上記のラーメンやうどんがすべ
て同じ値段というのも、少し疑問に思うところがありました。ただ、ドイツでも、我々日本人が食べて普通に、むしろ美味しいと感じるラーメンやうどんが根付
いているということはよくわかりました。ちなみに、『Kamon』の従業員さんに日本人はいませんでした。
回転寿司の値段は結構高くて、お寿司が乗っている皿で一番安い皿が2.90ユーロ(約377円)で、一番高い皿が4.60ユーロ(約598円)でした。
ちょっと、手が出ませんでした。
前述の日曜日のせいなのか、13時30分頃と、少しお昼を過ぎていたせいなのか、お店にはお客さんはいなかったのですが、私達が食べ終わる頃、一組と一
人のヨーロッパ系の方が来られてお寿司を結構何皿も食べていました。パリでもバルセロナでもでしたが、麺(うどん・ラーメン)だけでなく、お寿司や丼
物、餃子やシュウマイなど麺以外のメニューがどこの店にもあって、こちらの現地の方(ヨーロッパ系の人)はよく知っているし、大変食べなれているというの
が印象的でした。
実際予想していた、とんでもないラーメンやうどんにはまだ出会えていないし、むしろ、ここまで日本食(寿司を除く)が、ヨーロッパの人達に浸透している
とはおもいませんでした。
記録:学校法人英数学館 麺とパスタ専門学校 設置準備委員 石川 浩一

海外視察報告5
【2月6日】フランス(パリ)・天候:雨のちくもり
今日はパリ滞在の最終日となしました。そろそろ、疲れも出始める頃なので、今日一日はゆっくりとしたスケジュールにすることになりました。宿泊してい
たノルマンディーホテルはルーブル美術館のすぐ近くに位置していたので、徒歩で移動できるため、JTBの添乗員さんなしでも自由に行動できるので、今日は
ルーブル美術館だけの見学というスケジュールになりました。
ルーブル美術館は世界最大の美術館というだけあって、見るところが大変多かったです。また、土曜日ということもあって、人も多かったです。
美術品・芸術品のことは、私にはよくわからないのですが、昨日のパリ市内で受けたと同様、圧倒的な歴史の重さに感動するばかりでした。
他に驚いたのは、入場する時、空港のようなセキュリティー検査があり、さすが厳しい美術館だと思いました。ただ、美術館なのに写真を撮っている人が多
く、最初は、壁にもカメラNGのようなマークがあったので、遠慮していたのですが、ガイドブックのチラシをみるとフラッシュのみNGということなの
で写真を撮るようにしました。でも、かなり意外でした。
ちなみに、本日は、お腹も休めようということで、『麺』のお店には行っていません。
時間ができたら、昨日の夕食の『うどん屋』さんの報告をアップします。
報告者:学校法人英数学館 麺とパスタ専門学校設置準備委員 石川 浩一

海外視察報告4
【2月5日】フランス(パリ)
天候:雨のち晴れ
今日はパリ市内を見学しました。
ホテルを出発した時は小雨が降っていましたが、すぐに雨はあがり晴れ間が見える天気となりました。パリは樺太と同じくらいの緯度に位置しているらしい
のですが、今日の気温は松山よりも暖かいのではないかと思うくらい過ごしやすい天気でした。
今日は午前中『マイバス』というパリ市内の観光ガイドをしてもらえるツアーに参加しました。「エッフェル塔」での写真撮影と「モンマルトルの丘」への徒
歩見学以外はバスの車窓からパリ市内の名所を案内してもらうツアーです。
約3時間のツアーでしたが、パリ市内はあまりにも名所が多くまたそれに関係する歴史の深さに、ただただ圧倒されるばかりでした。また、モンマルトルの丘
ではプロの画家が絵を描き、販売している様子が伺えまさに芸術の都でもあると感じるものでした。
他にもパリの様子は感動するところが多かったのですが、この新着情報はあくまで『麺とパスタ専門学校』の新着情報なので、「麺」についての報告をしたい
と思います。
12時過ぎに『マイバス』のツアーを終えて、その後少し街の様子を散策し、13時30分頃、昼食の場所を探していたところ、オペラ座の裏手に『オペラ
ラーメン』というお店を見つけ、入ってみることにしました。
なんとなく入りにくい雰囲気の入り口を入ると、細長い部屋(通路?)に上手にスペースを作って約10名程度座れるスペース(テーブルとカウンター)が
ありました。そこにはまばらではあるけど、お客さんで一杯だったので、細長い部屋の奥(地下)に案内されました。そこには約45名座れるテーブル席があ
り、13時半過ぎでも、お客さんはある程度入っていました。おもにヨーロッパ系の人が多い様子ですが、昨日の店よりは日本人らしき人もいた気がしました。
ここでは、私はCセット(ラーメンと豚めし?)10ユーロ(約1,300円)を注文しました。
結論から言うとここの店も昨日と同様、日本で食べるのと変わらないという印象です。決して美味しくてたまらないというわけでもありませんが、決してマズ
イというわけでもありませんでした。ただ、パリではまだラーメンだけしか食べてないのですが、一人前の麺の量が日本より少し多い気がします。ちなみに、豚
メシ?のご飯は、ちゃんと日本のご飯とかわりなく美味しかったです。ここでも、ヨーロッパ系の人たちは何の違和感もなく箸を使い、麺をすすることなく時間
をかけて食べていました。また、「麺」と「日本食」は結構人気がある様子もうかがえました。
次に、夕食はホテルの近くに戻り、昨日行った日本食のお店が集中しているエリアにうどんを食べに行きました。
パリは2日目が終わりましたが、日本食はかなりパリの人々に受け入れられていて、また、人気が高い。ただし、全体的な物価も高いせいか、麺類の単価も高
いというのが印象です。
本日の夕食(うどん店)の報告はまた、次回にアップします。
なお、メールが送信しにくい状況になっています。
ishi0703@gmail.com
もし、通常のメールアドレスでつながらない場合上記WEBメールに連絡してください。
記録:麺とパスタ専門学校設置準備委員 石川 浩一

海外視察報告3
【2月4日】スペイン(バルセロナ)⇒フランス(パリ)
天候:くもり
今日はバルセロナから、パリまで移動しました。
パリもこの冬は何度かの寒波に見舞われた様子でしたが、今日はバルセロナ同様、
ビックリする寒さではなく、大変すごし易い天気でした。
18時より自由な時間がとれることになり、日本人向けの店が点在している、『日本人街』と言われるrue
Sainte-Anne付近を散策してみることにしました。
インターネット上でも、いろいろな人がブログなどで紹介しているとおり、この付近にさしかかると、パリの歴史ある建物のあちらこちらに、なじみの
ある日本語の看板が現れました。予想以上に日本料理?麺料理?と思われるお店は多く、私たちが短いあいだこのとおりを散策しただけでも20件近くは見つけ
ることができました。
私たちは『ラーメンひぐま』というお店に入りました。お店は手前から奥へ向かって、全部で3つのフロアに別れていて、一番手前のフロアには厨房と、厨房
の対面にカウンター席が8席、テーブル席が12席の合計20席でした。日本で私がよく行くラーメン屋さんもだいたいこの程度のものだと思うのですが、こ
この店は、その奥に2つ目のフロアがあり、テーブル席が約30席ありました。また、その奥の3つ目のフロアには何席あったのでしょうか?・・・ただ、店の
方が全席でおよそ100席あると言われていたので、3つ目のフロアにはおよそ50席くらいあったのではないでしょうか?
私達がお店に入った午後7時頃には、多少まばらではありますが、1つ目のフロアはお客さんで一杯だったため、2つ目のフロアに通されました。この2つ目
のフロアも、最初は私たちともう一組程度だったため、こんなに多い席を用意して、このラーメン屋さんは大丈夫かな?と思っていたのですが、私たちがラーメ
ンを食べ終わる頃には、すでに2つ目のフロアはお客さんで一杯になり、3つ目のフロアに何組かの団体が入っていました。
しかも、東洋系の方も多少はいましたが、大半がヨーロッパ系の人達でうめつくされていました。バルセロナと同じくラーメンをすすらないで食べ、ゆっ
くり時間をかけて食べていました。
肝心のラーメン自体の美味しさですが、結論から言うと美味しかったです。今回立ち寄った『ラーメンひぐま』さんは、インターネットのブログなどでも
多く紹介され、評価もされていますが、あまり高い評価ではありません、しかし、実際に食べてみると、まちがいなく日本で食べるラーメンだし、美味しかった
です。昨日バルセロナで食べたラーメンとのギャップから、今日が特に美味しく感じたのかもしれませんが・・・
その後、帰る頃にはさらにお客さんはどんどん増えていました。また、ラーメンひぐまからホテルまでの道のりにあるうどん屋さん、ラーメン屋さんの多くが
満席に近い状態だったのも驚きました。
フランスは今日が一日目でありますが、初日から、パリの中での日本食のポジションまた、麺の認知度の高さを目の当たりにするものでした。バルセ
ロナと比べると、街自体の大きさにも驚きますが、日本食の進出度合いにも本当に驚くばかりでした。
報告者:麺とパスタ専門学校 設置準備委員 石川 浩一

海外視察報告2
【2月3日】スペイン(バルセロナ)・天候:快晴
今日はバルセロナ市内を見学しました。
バルセロナは地中海に面しているせいか、思っていたよりも暖かく、とてもすごし易い気温でした。朝食をとる前にホテルの前の通りに出てみると、通勤・
通学の人たちの服装はみんなコートをしっかり着ていたので、寒いのかな?と思っていましたが、快晴であったせいかどんどん暖かくなり日中はコートは必要な
い状態でした。
バルセロナ市内では主に徒歩で、カサ・ミラ(Casa Milá) 世界遺産やサグラダ・ファミリア聖堂(Sagrada Familia)
世界遺産・ピカソ美術館(Museu Picasso)等を見学しました。
上記のような有名な場所はもちろんですが、街並み全体が芸術的に感じ、さすがヨーロッパは違うなぁと思うばかりでした。
さて、『麺とパスタ専門学校』の設置準備委員としては、気になるのが海外における日本の『麺』の存在です。事前に、こちらのガイドさんから聞いて
いたのは、うどん屋さんとラーメン屋さんでした、ただし時間と場所的な関係からうどん屋さんを訪れました。
スペインの昼食は遅く、13時30分頃から昼食というのが一般的なようです。そこで、少し遅らせて14時過ぎくらいに『UDON』とう名のうどん屋さ
んに入ったのですが、およそ30席ある客席は満席で、しばらく入り口で待ちました。
店内は一部韓国の方かな?と思う団体が一組いた以外は全員ヨーロッパ系の人だと思われました。店員さんも全員ヨーロッパ系の人でした。
私たちの団体は、「Chikin Ramen」9.75ユーロ(約1,230円)・「Miso
Ramen」9.95ユーロ(約1,260円)・「Niku Udon」9.55ユーロ(約1,210円)・「Tempura
Udon」9.55ユーロ(約1,210円)を注文しました。
結論から言うと、決して美味しくないわけではないのえすが、値段と料理内容を考えると割高だと思いました。
日本で「うどん」や「ラーメン」・「そば」を食べなれている人からすると、単品で約1200円という代金で期待する「うどん」・「ラーメン」・「そば」
は、随分ハードルが高いものになるのではないでしょうか?普段、麺類を食べなれていない人でも、今回『UDON』でいただいた麺類はその値段に値するも
のではなかったと思います。
具体的には、「ラーメン類」の麺はインスタントの麺のようだったし、みそラーメンのスープはインスタントの袋ラーメン(味噌味)を作る時に少し水の料
を多くしすぎたような薄味だった。また、うどんの麺は冷凍うどんのコシをなくしたようなものだった。
などなどです・・・ただし、お店『UDON』の名誉のため、というわけではありませんが、代金ヌキで考え、普段、日本の麺類を食べてないと課程したな
ら、決して美味しくないというイメージではありませんでした。むしろ、まったく麺類を食べたことがなかったとしたら、美味しく感じる可能性はあります。
実際、少し遅めの昼食だった私たち団体は入り口で待ちましたし、私たちが食べ終わった頃もまた、店はほぼ満席近くまで外国人で賑わってました。
その他気がついたのは、『UDON』に来ている、ヨーロッパの人たちの箸の使い方がみんな結構上手だったこと。また、みなさん麺をすするのではなく、全
く音を立てないで食べていること。麺がのびること等気にすることもなく、かなり時間をかけて麺類を食べていることでした。
ふと思ったのは、店内を純和風のつくりにして、日本人スタッフによって麺をつくり、日本人が美味しいと思う麺をこの場で提供したらどうなるのか?という
ことです。受け入れられるのか?それとも、今日『UDON』で食べた麺がヨーロッパの人には受け入れやすいのだろうか?
世界的に有名な観光地、また何気ない普通の風景も刺激的なバルセロナでしたが、麺とパスタ設置委員としては、『UDON』での経験も大変有意義な一
日でした。
報告者:麺とパスタ専門学校 設置準備委員 石川 浩一

海外視察報告
麺とパスタ専門学校 設置準備委員の石川です。
今回、平成22年2月2日(火)~14日(日)までの13日間『学校法人英数学館』の海外視察団に参加させていただきました。
今回の海外視察はヨーロッパ4ヶ国(スペイン・フランス・ドイツ・イタリア)をまわる予定です。
麺とパスタ設置準備委員の私としては、ヨーロッパにおいて日本の麺がどれほど進出しているものなのか?
また、本場イタリアのパスタはどのように食べられているのか?など・・・見聞を広めたいと思っています。
なお、日々現地より視察旅行の様子を報告したいと思います。
【2月2日(火)】
広島駅より関西国際空港へ移動しました。
新大阪駅から関西国際空港へむかう電車が人身事故疑い(人身事故はありませんでした)により、一時不通となりましたが、後の便で無事到着。さすがJTB
さん・・・危機管理能力がると思いました。結果的にはしばらくして電車は運行を再開して、飛行機に遅れることはなかったのですが、余裕をもったスケ
ジュールの結果だと思いますし、電車が不通のままだった場合の対策も早かったです。また、飛行機が遅れるという話はよく聞きますが、今回利用したアリタ
リア航空は、10分早く出発すると、直前になって発表していました。
その後、無事アリタリア航空で関西国際空港からローマへ向かい、ローマで乗り継いでバルセロナへ到着しました。
午後2時に関空を飛び立って、ちょうど約12時間でローマ着、乗り継ぎに約3時間待ち、その後ローマからバルセロナまで約3時間・・・少し疲れる飛行機
の旅でした。
季節柄、旅行客は少ないのかと思っていましたが、機内は思ったよりも人は多く、おそらくどちらの飛行機もほぼ満席で飛んでいたと思います。
印象的だったのは卒業旅行でヨーロッパに行く大学生(女性)が多いことです。しかも、彼女達は旅行会社のツアーではなく自分達でプランをして旅行して
いました。ちょっとビックリしました。
追記:アリタリア航空の機内食にパスタが入っていました。

改修工事途中報告
前回の新着ニュースでもお伝えしたとおり、校舎の改修工事を行っています。
前回は外壁工事をお伝えしましたが、今日から内装工事に着手しました。
現在は、おもに2階の教室を調理実習室とするために改装しています。
まだまだ始まったばかりなので、まずは今ある設備を撤去している状況です。
順次、工事の内容をご報告していきます。

謹賀新年
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
学校では、4月の開校に向けて、昨年末から校舎の改修工事が始まっており、現在は外壁の改修を行っています。
校舎は全面シートで覆われており、室内、廊下などは普段よりも若干暗くなっています。
ところで、大晦日の「年越し蕎麦」は皆さんちゃんと食べましたか?
年越し蕎麦の由来に諸説あり、はっきりとはしていませんが、一般的なものとしては、
①蕎麦が細く長いため、細く長く生きたいという願いを込めて食べるという説(関西の方では、うどんを食べて「太く長く」を願うという話もある)
②蕎麦が切れやすいことから、1年の苦労を切り捨てようとして食べるという説
③蕎麦は風雨にうたれても日に当たるとすぐに立ち直る植物なのでそれにあやかってという説
④金箔を延ばしたり飛散した金銀細工の粉を寄せ集めるのにそば粉が使われていたことから「暮れの金銭の回収」にかけたという説
⑤鎌倉時代、博多にあったお寺で年越せない町民にそば餅を振る舞ったところ、翌年からみなの運が上向いたという説
などの様々な説があります。
どの説であっても、「縁起を担いで食べる」ということは間違いないようです。
そして、年越し蕎麦を食べるに当たって大事なことは、年を越す前に食べるということのようです。夕食で食べても、夜食として食べてもいいので、夜中の12
時までに食べるようにしましょう。(なお、食べ方はかけ蕎麦でもざる蕎麦でもよく、好きな食べ方でよいそうです。)
ちなみに最近では「年明けうどん」というものもあるそうです。
「年明けうどん普及委員会」では、「年明けうどんの定義」について
(1) 基本的定義
うどんは、太くて長いことから、古来より長寿を祈る縁起物として食べられてきました。
『年明けうどん』は、純白で清楚なうどんを年の初めに食べることにより、その年の人々の幸せを願うものであります。
(2) 具体的定義
『年明けうどん』とは、元旦から1月15日までに食べるうどんのことで、メニューとしてうどんに紅いトッピングなどを添えることとします。
と、定義しています。詳細については、「年明けうどん公式HP」(http://www.toshiakeudon.jp/)を
ご覧下さい。

教務会議実施

麺とパスタ専門学校教務会議を12月14日(月)16:00から実施しました。
会議では、講師の先生方を交え来年度の行事予定、時間割、学校の方針などの詳細を話し合いました。
今後もよりよい教育ができるよう目指して、このような会議などを重ねて来年度の開講に向け、準備をしていきます。
お城下松山グルメフェスタ2009の写真です・・・

<大街道商店街>
当日はたくさんの人が来場し活気に満ちていました。

<NHKの取材でお世話になった「のっぴんらーめん」さん>
「えひめのまじめな塩ラーメン」を販売していました。
進路ガイダンス出席
12月9日(水)に行われた「さんぽう主催進路ガイダンス(八幡浜会場)」に出席しました。
当日は、付近の高等学校の生徒さんが来場し、自分の進路を探すため熱心に様々な学校の話を聞いていました。

毎日新聞に掲載
本校の校長就任予定者である奥山忠政先生への取材記事が、毎日新聞(平成21年12月11日付)に掲載されました。
記事の中では、奥山先生が麺に携わるようになった経緯や、季刊誌「麺の世界」発行や講演などの活動、本校の校長に就任するまでに至る経緯などが掲載されて
います。
<内容を要約すると>
大学院在学中に久留米市の活性化を目指して開かれた有識者会議でラーメンによる地域興しを提案したり、ラーメンルネッサンス委員会の事務局長に就任するな どして、メディアにも取り上げられるようになり講演依頼が相次ぐようになり各地へのラーメン視察など研究を深めていった。
その後、麺の研究会を設立し、書籍出版、2005年に「麺の世界」創刊に至った。
「麺の世界」の編集方針には「世界に誇る日本の文化として学問的に研究すべきだ」という思いが込められている。
奥山先生の「麺の世界」のホームページを専門学校を準備していた学校法人英数学館澤茂巳事務局長が見たときに、一個人でこれほど本格的に麺を研究し、取 材・執筆もしていることに驚き、彼の指導があれば学生は研究者にもなれると絶賛し校長就任を依頼した。
奥山先生は「学校の目的は、徒弟制度の中で培われてきた麺作りを学問化し、技能と店舗経営能力の両方を備えた人材を育てること。」と考え、感性を磨くた めの食器作りや、観光や地域おこしと食の関わりなど多彩なカリキュラムを組み込み「麺に対して豊かな感性と優れた技能、高い情熱を持ち、信念と誇りを持っ て職業として麺に取り組む人材を育てたい。」と思っている。
特別入試(経済支援・産学連携)のご案内・・・
平成22年度学生募集において、本校(麺とパスタ専門学校)の『平成22年度学生募集要項』でご案内している以外に下記のような特別入試を実施します。
【経済支援特別入試(指定校)】
1 目的:昨今の経済不況に伴い、大学・専門学校への進学を断念せざるを得ない生徒、及び企業の求人減により就職が困難な生徒の皆様の就学支援を目的とす
る。
2 支援内容:学納金免除(※詳細は「経済支援特別入試」実施要項参照)
【産学連携特別入試】
1 目的:地域や麺関連業界との連携を目的とする。
2 支援内容:学納金免除(※詳細は「産学連携特別入試」実施要項参照)
詳細につきましては、直接お電話にてお問い合わせください。
麺とパスタ専門学校 設置準備室
電話番号:089-925-1555
担当:石川浩一
NHKおはよう愛媛で麺とパスタ専門学校が放送されました
先日NHKより取材を受けた時の様子が、11月26日(木)7:45から8:00までのNHK「おはよう愛媛」において、麺とパスタ専門学校が放送されま
した。
特集コーナーの中で、麺に特化した教育を行い、高校生だけでなく、社会人も対象にしたこれまでにない新しい活動をしている専門学校の一つとして取り上げら
れました。また、松山市内で行われた進学ガイダンスの様子や、本校の担当者が松山市内のラーメン店へ訪問する姿などが放映されました。
お城下松山グルメフェスタ2009
11月15日(日)に松山市の大街道商店街で行われたお城下松山グルメフェスタ2009にいってきました。
当日は、松山市内の有名店がたくさん集まり大街道商店街のアーケード内にて出店していました。
その中には、先日のNHKの取材の際に訪れた「のっぴんラーメン」さんも出店されており、「えひめのまじめな塩ラーメン」を販売していました。
会場は多くの人たちで賑わっており、行列もできていました。
また、大街道入口には、11月29日からNHKにて放送されるスペシャルドラマ「坂の上の雲」の特別展示が行われていました。
当日の様子については、写真を後日掲載しようと思っています。
NHKまつやま放送局より取材依頼
NHK松山放送局の放映している「おはよう愛媛」の取材が11月10日(火)・11日(水)にありました。
11月10日(火)の取材は、松山市で行われた進学ガイダンスの様子を取材されました。本校に興味を持った生徒さんが、学校説明を聞きに来た様子を撮影さ
れました。
11月11日(水)の取材は、地元のラーメン店に本校の学校説明のため訪問している様子を撮影されました。
なお、今回の取材の様子は、平成21年11月26日(木)7:45~8:00に放送予定のNHK松山放送局の「おはよう愛媛」という番組で紹介されますの
で、ぜひご覧下さい。
「月刊 麺業界」に本校が掲載されました!
株式会社食品産業新聞社大阪支局の発行する「月刊 麺業界」2009年11月号に本校が掲載されました。
掲載内容↓↓
麺とパスタ専門学校が来春、松山に開校
製菓や製パンの専門学校はあるのに、製麺の専門学校というのが今までなかったというのが不思議なくらいである。学校法人英数学館は2010年4月、愛媛県 松山市に「麺とパスタ専門学校」を開校する。製麺技術だけでなく、経営論や文化論など、「麺」という食品をあらゆる角度から学ぶことができる、日本初の麺 類の専門学校だ。来春の開校に向けて、季刊誌「麺の世界」編集長であり、同校の校長となる奥山忠政氏に聞いた。
―開校に至るまでの経緯は。
奥山:ドイツには製パンのカレッジがある。麺文化の日本に麺の学校がないことを不思議に思っていた。08年の暮れに学校グループから開校の話を聞き、アド バイザーとなった。
―学校の特徴は。
奥山:技能を教えるだけでは意味がない。技能をさらに展開し、アイデアを作り出し、奥行き深く、幅広く展開していくための知識をつけることが必要だ。特に 経営に関する知識は重要である。確かな技術を持ち、独立して店を構えてもうまくいかない例も多い。「技能と経営」を身につけることができる学校にしたい。
―具体的な内容は。
奥山:09年1月からカリキュラムを組み始めた。まず、麺の基礎をしっかり学び、そこから専門分野にわかれていく。「実学主義」をモットーに実用性を重視 したい。法律や商標について、食品の表示など、使える勉強が必要だ。これからは海外とのビジネスも増えてくるだろう。貿易に関しても最小限の知識は必要に なる。講師陣もあらゆる分野からその道のプロフェッショナルをそろえている。外国語、法律通論、情報処理、経済論、経営論、起業論、食品衛生論、観光論、 製麺については製麺実習、調理実習のほか、食と芸術の授業もある。海外へのインターンシップなども予定している。2年間お金と時間をかける価値のある学校 にする。
◆「学校法人英数学館 麺とパスタ専門学校」
住所=愛媛県松山市衣山1丁目197-1
電話=089-925-1555
KSBニュース・・・
『KSBニュース特集』(2009/09/24)「讃岐のライバル!?五島うどんとは」で、うどん学会の様子等が報道されています。
日本うどん学会 第7回全国大会 報告②
日本うどん学会 第7回全国大会 に初めて参加した感想・・・ 事例報告①『そばがもたらした元気』(観光客ゼロからの出発)では、出石まちづくり公社代表取締役 上坂卓雄氏より、出石の伝統文化である「出石皿そ ば」を中心としたまちづくりについて講演が行われました。昭和40年当時2軒程度であったそば屋の数が、観光客の増加とともに続々と開店し、平成10年に は49軒にまで増加した経緯や苦労談、また、人口9万人の豊岡市が年間100万人に迫る観光客が訪れる町となるには、様々な歴史的背景や、関西大都市との 絶妙な距離、城崎温泉の存在など地理的な要因、色々な要素が影響しているにしても、なにより、住民参加・住民主導によって出石の観光を盛り上げようという 『民の力(金・知恵・情熱・誇り)』が最大のものであるという説明には心を打たれるものがありました。 大きな事をなすには、最後は「人」の力だと実感すると共に、麺とパスタ専門学校をこれから開校していくスタッフとしては、今後『麺』を学んだ「人」(卒 業生)が、社会に『元気』をもたらすことができるよう、共に学んでいきたいと思いました。 (麺とパスタ設置準備室 石川 浩一)
日本うどん学会 第7回全国大会 報告③
日本うどん学会 第7回全国大会 参加の感想・・・ 事例報告が3件行われた後、『五島うどんと観光』をテーマに、フォーラムディスカッションが行われました。 パネリストは、新上五島町長 井上俊昭氏 ・ 出石まちづくり公社取締役 上坂卓雄氏 ・ 香川県地域振興アドバイザー 竹内守善氏 ・ 串木野まぐろ ラーメン共栄会会長 勘場明氏 コーディネーターは、コラムニスト・長崎ブランド大使 勝谷雅彦氏でした。 なお、このフォーラムディスカッションの紹介役は、日本うどん学会理事であり、本校の設置準備委員長(校長予定者)である奥山忠政先生が行いました。 フォーラムで印象深かった事は、多々あるのですが、何より、勝谷先生の、「五島には財産がいっぱいある」「世界遺産も大事だが、他にも宝が一杯ある」そ の宝を広く広報すれば、少しくらい高い船賃を払っても「ぴょんぴょん丸に乗って観光客はくる」という話しが特に印象的でした。 すでに、ある財産・宝とは、五島の「人」と、五島で食べる「五島うどん」のことではないでしょうか? 今回のうどん学会のツアーで、新上五島町の観光を色々とさせていただいたのですが、遣唐使船によって、日本に一番最初に「うどん」が伝わったという、新 上五島町の船崎地区も見学させていただきました。ここには現在も十数件の製麺所があるそうです。同じ船崎地区でも製麺所が違えば、出荷する五島うどんには それぞれの製麺所を区別した帯が巻かれているそうです。食べなれた人は、その帯の色で判断して好みの製麺所のうどんを食べているそうです。 まさに、フォーラムでもこの事が議論にあがっていました。五島うどんは、基本乾麺だから、どこでも食べられるという事が、「さぬきうどん」や、「出石そ ば」、「串木野まぐろラーメン」のように、そこの場所に行かないと食べられなくもない!という結果と異なっているのではないか? しかし、船崎地区は作っている人、作っているうどん、どれを取っても宝の山だから、是非、船崎地区でしか食べられないうどん(生麺も検討)を紹介しては どうか?、そして、船崎地区にも食べられる場所も作ってはどうか?・・・また、航路でしか上五島にこれない事を利用して、フェリーに乗船したら五島うどん と、五島のお酒で観光客をもてなしてはどうか?とか、上五島地区から全国にちらばっている料理職人に五島に戻ってもらい、名物となる宿をかまえてはどう か?・・・と、議論はどんどん深まっていきました。多少、勝谷先生は、行政が絡むとぶち壊しだと、町長さんを苦しめる場面もありましたが・・・確かに素人 の私が聞いていても、さぬきの事例、出石の事例、串木野の事理をパネリストの先生が話す内容を聞いている様子では行政がリードしないほうが爆発的は成果を 発揮するような様子でしたが、全体を通して、新上五島の町は、町役場も民間も一緒になって盛り上げている様子が伺えました。 やはり、フォーラムを通じても『人』の大切さは痛感するもので、ここでも、本校としては『麺』を通じての人作りは大切であるわけで、学ぶところは多かっ たです。 (麺とパスタ設置準備室 石川 浩一)
日本うどん学会 第7回全国大会 報告①
平成21年9月20日(日)、長崎県新上五島町において『麺と観光』を統一テーマに『日本うどん学会 第7回全国大会』が開催されました。 本校(学校法人英数学館 麺とパスタ専門学校)は、この度『日本うどん学会第7回全国大会 総会』において新入会員(賛助会員)として承認されました。
取材相次ぐ・・・
「麺とパスタに特化した」専門学校というのがジャーナリスト感覚を刺激するらしい。最近取材や寄航依頼が相次いでいる。 8月6日には毎日新聞西部本社の幸島朋子記者の取材を受けた。麺とパスタ専門学校の設立趣旨を中心に質問を受け、小生が麺とかかわりを持つに至った経緯に さかのぼった。掲載は選挙が終わったあとになるという。 25日には食品産業新聞社・牧奈央子記者の取材を受けた。同社は、『食品産業新聞』のほか『麺業界』『米麦日報』などの専門誌を発行している。学校の設立 趣旨について、「日本特有の麺文化をいっそう確かなものにするにはたゆまぬ革新と進化を続けていかねばならず、そのためには、総合力を身につけた人材を養 成する必要がある。ことに海外で人材が渇望されており、このような時代要請に応えるのが使命」と説明。10月1日発行の『麺業界』に掲載の予定だが、 ニュース価値があるため、適宜『食品産業新聞』や『米麦日報』にも紹介したいとのことだった。 以上、8月29日 奥山 忠政
五島手延うどん振興協議会HP(トピックス)に・・
長崎県五島手延うどん振興協議会HP(トピックス)に、先日実施した、2009オープンキャンパス(第1回)の記事がアップロードされました。 http://www.goto-tenobeudon.jp/news/detail.php?key=68 長崎県五島手延うどん振興協議会の皆様、本当にありがとうございました。
2009オープンキャンパス報告・・・
平成21年8月2日(日)と8月8日(土)に『麺とパスタ専門学校』(認可申請中)のオープンキャンパスが実施されました。 8月2日(日)の第1回オープンキャンパスでは、午前中、福岡市で『手打ち蕎麦多め勢』を経営している田口俊英先生をお招きし、蕎麦店経営するという 事の実情や、蕎麦店で働く職種の話、また職人としての気概についての講話をいただきました。その後、「三本麺棒」の技術を実演していただき、打ちたての 「江戸前そば」を試食させていただきました。 また、午後からは、長崎県南松浦新上五島町より『株式会社ますだ製麺』を経営している舛田安男先生をお招きし「五島うどん」の歴史と手延うどんの製法につ いて、また、共同で販売会社を設立して五島うどんを全国展開する事業を実施した苦労話などについての講話をいただきました。その後、五島うどん製法の実演 と体験をさせていただき、手延べのうどん、「五島うどん」を試食させていただきました。 8月8日(土)の第2回オープンキャンパスでは、香川県で『さぬき麺機株式会社』を経営している岡原雄二先生と 、同じく『さぬき麺機株式会社』で、うどん学校の講師をしている守谷寿彦先生と大林智洋先生をお招きし、麺業界全体の現状の話や、うどん店経営の話、また 「さぬきうどん」の基本の作り方の講話をいただきました。その後、オープンキャンパス参加者の方にはグループに分かれてもらって、足踏み、生地延 ばし、線きりの実演を体験をさせていただき、その後、「ぶっかけ」で食べる「さぬきうどん」を試食させていただきました。 また、午後からは、同じく岡原先生に「パスタ」の現状について、また、生パスタの製法についての講話をいただきました。その後、生パスタの実演と体験実習 をさせていただき、「玉子」「ワカメ」を練りこんだ生パスタ試食させていただきました。 今年度については、2回のみの企画で実施したオープンキャンパスですが、参加していただいた方には、この2回だけでも、『麺』に関す知識や経験は大変深く なったのではないでしょうか。 今回のオープンキャンパスの様子につきましては、また、写真や参加者の皆様方の声も含めて、HP上で報告したいと思います。








